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使命と必要性のギャップですよ

Posted on: 2007年2月2日

 絶対に必要なはずなのに、その存在はむしろないほうが望ましい、そんな仕事が世の中には沢山あります。
 
 例えば消防士。絶対必要です。でも、できればあまり活躍して欲しくはありません。そういう現場の人たちは、みんなに愛され、感謝され、励まされながらも、その心に何か、自分たちの居場所そのものの辛さを感じてしまう事があります。自衛隊の方々もそうでしょう。正義の味方が理想の仕事ですが、正義の味方が必要になるシーンというのは、望ましくない状況に相違ありません。
 
 私の仕事の一部にも、似たような側面はあります。PCトラブル対応です。こんなことは、最初から起こって欲しくはありません。でも、起きてしまったら、私のような存在が必要になります。数年に1度しか呼ばれない顧客も多数ありますが、本当は呼ばない事が理想です。行けば感謝されますけどね。最近はPCのトラブルもめっきり少なくなり、私自身はありがた反面、収入減に悩んだりもします(苦笑)。
 相方が保険の外交をしています。保険も同じです。本当は、ないほうがいいに決まってます。保健が必要になる事態なんて、誰も望んでいません。でも、絶対に必要になる時が来ます。消防士のように眼に見える存在ではないし、まして金で物事が解決する訳でもありません。しかし、絶対必要です。そんな難しい商品もあります。
 鍵屋さんにも同じ側面があります。水のトラブル「クラシアン」も同じですね。JAFとかも同じ。
 
 そういう見方をしていると、いわゆる公共事業のあり方を考えさせられます。自分で解決できるなら、必要ありません。でも、どうにもならないから、必要になります。しかも、できればないほうが望ましい、そんな側面が多いです。色々な産業と最も異なる部分かも知れません。本来、ないほうがいい産業なんてありません。難しいものです。
 
 ふと世の中の警察を見ていると、その点では疑問がいくつかあったりします。やっぱり警察も、本来はいないほうがいい存在です。勿論絶対必要ですが。そんな警察官から、こんな台詞を聞いた事があります。「警察は疑うのが仕事だから」 わからなくもありません。「疑わしきは罰せず」とは、裁判の理論つまり司法の方針で、警察は行政の一部機関に過ぎませんから。でも、藪からぼうに、いちいち疑われていたらたまりません。それで未然に犯罪が防げたとしても、そんな行為を誰がありがたがるでしょう。交通取締は明らかな過失を拾い上げる点では合理的です。でも、夜にコンビニに行く途中、あーだこーだと事情を説明する理由なんぞありません。
 警察も立派な仕事です。正義の味方です。でも、自分たちが活躍する事が、果たして万人に望まれる事なのか??? 消防士の苦悩が、警察にはあるのでしょうか。
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