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アーミーナイフと軽犯罪法について補足ですよ

Posted on: 2007年10月28日

 大抵の知り合いは、そのツールを業務用途で使っていることを知っていますし、弁護に回ってくれますから、今後の対応には全くぬかりはありません。とはいえ、供述次第で白にも黒にも化けるのが、この軽犯罪法の大変厄介な側面です。その点は警察も熟慮していて、「正当な理由がないこと」「隠し持っていたこと」を前提に処理を進めます。同時に、無意味に刃物を携帯することの危険性を説きます。これは理解できます。それに関しては対応策を後述致します。仕事や趣味で使用する、していたことを明確にし、所持携帯については隠匿しない事が、この法律を回避する重要な要素です。
 
 とはいえ、このような尋問で自分の不利益を洗いざらい話す必要はありません。黙秘権ですね。なので、「ナイフや刃物を持っていますか?」と聞かれても首を横に振るだけで構いません。ポケットに入れているのであれば、そのままでOK。身体検査は被疑者ならともかく、一般市民を手当たり次第にはできません(女性ならセクハラですw)。「疑うのが仕事」などと豪語する警察官もいますが…。ポーチやバッグの中を見せろという警察官もいます。これは、まず「はいどうぞ」と手渡すのがミソ。いくらなんでも手渡されたバッグをゴソゴソと覗くわけにもいきませんから、大抵「開けて見せて下さい」と言います。ここで、目に入らなければ大丈夫です。というか、「はいどうぞ」と言った時点で信用が成立しているので、見るのは儀礼的なものともいえます。つまり、誘導尋問です。
 車であれば、「車内を見させて下さい」と言われます。これは素直に従います。で、注意点。実は車に常備しておくというのが罠ですね。グローブボックスという有名な前例があります。工具箱や工具袋など、携帯所持に相応しい入れ物に入れてあれば、隠し持っていない事になります。キャンプの道具なども、それ相応の箱に入れてあれば、多分回避できます。グローブボックスやコンソールはそうした入れ物ではありませんから、むき出しのまま携帯という解釈になってしまいます。車に常備しておきたいという方も多いかと思われますが、これはかなり注意が必要かと考えます。どうしても車に常備するのであれば、車載ツールボックスが一番無難です。これを一々開けて確認する警察官はいませんし、仮にナイフが入っていても「車のメンテナンスに使うから」といえばOK。ただし、普通は入っていない工具ですから、それ相応の用途を説明する必要はあるかも知れません。私なら、「ユーザー車検の依頼を受けることがあり、車検票を剥がす際に使用したりする」とか言います。もちろん本来の用途なんて、それだけではありませんが、明文化しなければ警察は納得しません。いずれにしても、車内は色々と面倒ではあります。
 
 最近多い徒歩での検挙対象は、アーミールックにウエストポーチだそうです。秋葉原や新宿周辺でよく行われていると、昔から聞きます。いかにもアーミーナイフを持っていそうな方々です。平和的で温厚な性格、ついでに法律に無知な若者が選ばれます。有利な供述を引き出しやすいからですね。当然ながら、そうした方々が業務用途でナイフを持っているはずがありません。格好の鴨なのです。ですから、そうした様相でアキバや新宿を歩くなら、いつ聞かれてもおかしくないという覚悟が必要ですね。
 
 最後に、この取締に関して私のホンネを一言。
 権利の侵害とまでは言いませんが、アーミーナイフで人を刺す人は、99%いないと思います。仮に1%の可能性はあったとしても、それはアーミーナイフを所持する事そのものが問題視されるものでは無いと思います。つまり、理由なく人を刺すなんて、軽犯罪法以前の問題です。護身用という言葉も、尋問の際に度々聞きました。それを使っただけで、たとえ被害者であっても罪が重くなる可能性が高いと聞かされました。では、アーミーナイフ所持者がそういう喧嘩沙汰に遭遇した折に、護身用としてそれを用いるかどうか??? 少なくとも、私は使った事がありません。柔道も心得ていますし、素手相手に刃物は不要です。木刀や鉄パイプを持ってこられたら、ナイフなんかでは太刀打ちできません。ナイフを威嚇に用いるのは、弱者のすることです。長物相手なら、当然私は逃げますw 柔よく剛を制さない私の柔道ですから、相手の体格によってはこれも逃げますw 殴られればむしろ相手の傷害罪が成立しますから、その方が得です。命を落とすくらいなら逃げますしw 私の場合、アーミーナイフの凶器性は皆無です。
 
 一度、アーミーナイフ入りのバッグを紛失した事があります。幸い、警察に届けがあり、取りに行きました。ナイフについては、何もお咎めはありませんでした。紛失届を出した時点では、色々言われましたけどね。でもまあ、グレーな存在である以上、解釈なんて面倒なもので犯罪者にもなりますから、たとえ正当性を堅持しようとも、自己に不利益な要素があると認めざるを得ません。賢い対応が必要です。みなさまも、充分ご注意くださいね。
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