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最近の死亡事故ですよ

Posted on: 2008年11月7日

 数年前くらいまでは考えられなかったような事故が、相次いでいますね。
 無免許で車を運転する事がどういうことなのか。それを認識させる情報が乏しいのでしょうか。昔は、田舎なら無免許でも誰かしらに運転を教えてもらえる環境が確かにあったし、事故を起こすという事が責任問題だということも、中学生くらいから教えられていました。当時は、同級生が単車で公道を走ることは当たり前でしたし、どうして法で認められていないのか、共通する同年代の疑問は先生が事細かに説明していました。「自分だけならいいが、道路を走れば誰かを巻き込むことがある、その責任を取れるかどうかが、免許の本当の意味だ」と。
 
 引きずられて死亡…、何も言葉が出ません。常軌を逸しているとかそれ以前に、運転者のあまりの常識の欠落に、落胆を通り越して恐怖すら覚えます。これもゆとり教育の弊害なのでしょうか。死ぬ事を認識していながら、逃げる為に暴走するその有様は、まさにゲームです。運転を覚えたのもゲームなら、逃げて解決するだろう解釈もゲーム的です。また、誰かが死んでもゲームオーバー程度の感覚とも受け取れます。全てが、バーチャルなゲームの領域から出ることのない、希薄な知識と経験の上に、事故は発生しています。
 
 昔話をしてしまえば、中学生が運転することについては、むしろ重い責任を感じていたものです。夜にしか運転しないのは、色々な理由がありますけど、最大の理由は「昼より安全」だからです。他人を巻き込む可能性が圧倒的に少ないからです。騒音については、これも多様な解釈があるものの、轟音を響かせれば安全なのです。他人が注意し身を引いてくれれば、巻き込まれる可能性が少なくなります。集団暴走行為という迷惑行為は法に反するものですけど、その実昨今のような「他人を巻き込むような死亡事故」に対しては、大人も子供も比較的少ないだろうという認識は、ありました。もちろん、絶対ないとはいいませんけどね。
 
 引きずりによる死亡事故の伏線に、ゲームという言葉は無視出来ません。小学生が3km運転したというのも、むしろこちらは驚きよりも賞賛に値するかも知れません。安全な場所を確保すれば、別に子供が車を運転する事は、違法でも危険行為でもありません。技術的な問題でなく、法と責任能力の問題だという事は、小学生には難しいです。ただ、今の車は、小学生にも運転できるくらい、簡単になっています。運転する事そのものは、小学生にも出来てしまいます。そういう認識は絶対必要です。であるなら、なぜ運転してはいけないのか、その理由を教える機会も生まれます。
 
 車の運転を練習する必要性は、その全てが「安全」の為だということは、免許を持つ人なら知っています。昔なら、それに加えて責任能力のリスクを認識させられました。電車の運転もそうですが、人の命を預かるということ、そして責任能力というものの本質、それらの教育が希薄になっているだろう事を、痛感させられました。
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