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FT86?ですよ

Posted on: 2009年10月6日

 スバルとトヨタのコラボとか。デザイン的に両者の悪いところを露骨にしたような、そのベクトルはマツダそのものでした。
 ご覧の通り、まあ未来を見ているというより、過去の栄光にすがって必死になっているような、悲しささえ覚えます。S14だって釣り目にすれば良いだろ、という問題でなかったはず。Zのような未来テイストに、マツダのようなノスタルジーを掛け合わせ? 何だか違うんじゃないかと。
 
 ブランドイメージとか、モチーフとか、車のデザインにはそれが欠かせない気がするんですけど。兵器が技術と合理性の集大成でデザインされながら、あれほど美しいのは、そこに魂の重さがあるからではないかと思ったりしてます。少なくとも今の車のデザインは、命がけで作られていません。マッハ1を超えようと空を飛べば、たかが空気の壁で粉々になる。だから、あんなに美しいんですよ、音速機は。ギリギリの命の駆け引きで、自分の意思を託す事が出来るものには、神々しいほどの美しさが備わるもの。ぶつかれば一瞬にして命を落とすほど速度が出るからこそ、スポーツカーは美しいのだと、そう信じています。F-1だって、あんな飛行機だか車だか得体の知れない、奇妙な構造物でありながら、いざ走り出すと、背筋が凍りつくほど美しい。それ、だと思うんですけどね。
 
 で、このへんちくりんな車を、昔のハチロクをイメージしてフェイスリフトしてみました。

 どうでしょ。釣り目ならいいってもんじゃないんです。
 ただ、街でスポーツカーを乗ると、その目があまりにも見栄を効かせすぎていて、鬼の形相になってしまいます。そうですねえ、例えばポルシェ911なんか一見平和的な顔立ちにも見えるんですが、あれが高速道路の追い越し車線後方から、ぶわっといきなり現れたとしたら、その目を凝視する事すら敵わない、圧倒的な威圧感というものがあるんです。そういう中にあって、リトラクタブルは「眠れる狼」に相応しい、気高さがありました。威圧感が無く、しかしいざパッシングなんぞすれば、その瞬きだけでミラーを見るものの背筋を凍らせるのです。それが、鬼のスポーツカーというもの。

 なぜ鬼の形相なのかといえば、言うなれば並大抵の人間の目じゃないんです。鬼の眼とは、普段目にする人間のそれとは違うんですよ。

 細目のデザインは今はどうか知りませんが、半眼といってこれも仏教的にはかなりクールな顔です。無の境地に至る、そこいらの車を超越した存在感。このフェイスリフトを半眼にしたのは、その道理です。そして、ハチロクのコンセプトでもある平坦なグリルは、奥まった位置でしっかりと存在感を出すようにしました。線が細くなっているので、威圧的なグリルにはなりませんが、当時の鋭角的な魅力はエッセンスとして残しておく必要があります。BMWのキドニーと同じ手法です。この平坦なグリルがなければ、ハチロクにならないんですよ。

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コメント / トラックバック5件 to "FT86?ですよ"

大型ホイールに扁平率低いタイヤが装備され、フェンダーもポルシェみたいなスポーティーに漸く標準でなったかなと昨今おもってましたが。でも、こう、なんていうんでしょうね。このFT-86はもろRX-8やアテンザだし、せめて私なら目を丸目にするかなぁ。ファッションとメカデザインとは、違うと思うんですよ。でも、アメリカ向けにデザインした180SXが日本でウケたり、女性用につくったツバメのようなシルビアもおなじく男性にウケました。単に奇抜にする、変形な物を出す、当たり障りがないだろうと、他社のそれに似せてしまうのはもう、どうかと。もう何年経つかわかりませんが、いまだにNSXは古さを感じさえないし、それこそピニンファリーナやジウジアーロのデザインは素晴らしい。妙にマニアックなRE-5もデザインはジウジアーロの作品でした。これは二輪ですけどね。マセラッティのメラクとかデロリアンもそうですね。ロータスエスプリ然り。話は少しそれますが、マジコンで「うひょー無料だぜー」とアップした人を神だという一部の日本人と、中国にあるコピー商品。何を批判出来ようか。著作権が解らないのは一部の中国人だけじゃありません。そしてなにより、純利益の高さ、経団連に強い発言力のあるトヨタがこうもするかと、残念です。数年前に利益重視でクオリティ下げちゃいましたからね。トヨタの良い分部がなくなりました。下げたクオリティでも世界に通用し、尚且つ外車よりクオリティが高いのでしょが。つまり、何がいいたいのかというと、そこに情熱を感じません。ポルシェが一時期変形8の時みたいなライトしてして、大変残念におもいましたが、その後改善されましたね。なんというか、今の時代、もう一度AE86出したって売れると思うんですよ。安全基準とかあるでしょうが、Z432にしたって。S800にしたって。海外の車にデザインが似ていても、それでも格好よかったし、惹きつける何かがありました。株券と同じような、売れればよい、そう思ってないかもしれませんが、メカであり、人を乗せるもの、高いお金を出して買うもの、ファッションよりも高額なもの。そこに責任と誇りと情熱を注がなくして、なにが車といえようか。トヨタも落ちましたね。中国の車会社にこれで何も言えなくなる。あまりにも愚考、軽率、この車に関わって巻き込まれた人が残念でならない。勿論、どこまで誰がものをいったのか、デザイナーがこうしたかったのか知りませんが。私は好きじゃありません。残念、無念です。

見てみます^^ランチアストラトスやディーノなんかも最高ですね。F1の場合レギュレーションギリギリで研ぎすまされた刃物のように美しいでししね。たまーに残念なデザインのがありますが^^;

何だかんだ言っても、やはりこの車が気になるからブログに載せてるんでしょ?

気になりますね、父から受け継がれた、スバリスト二代目ですから。86という車に憧れもありましたし、スバルは長年我が家の足として活躍してます。この話に興味があるのは当然で、気になるのは当たり前です。それが好きか嫌いかは、また別の問題ですけどね。

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