KunadonicLiveSpaceSystem

奥多摩は魔女だったのですよ

Posted on: 2010年10月25日

 まあいい。
 鷹ノ巣山に登ってきました。たかが鷹ノ巣山、標高1,736m。
 ガイドブックによると、今回のコースは「奥多摩でも最も急峻な登板」とあります。最も急峻なコースを克服したなら、他はみんなそれよりゆるい坂ということになります。なら挑戦してみよう。高さも奥多摩を代表する山に相応しい高さ。標高1,500m以上になると、お気軽登山ではなくなりますね。確実な防寒対策や防風装備が必要になります。今回の挑戦で、これまでの経験が生かされます。

 朝4:50に自転車で立川駅へ向かいます。これはいつも通り。ampmでおにぎりとジャンクフードを購入。これは朝・昼ごはんと非常食。5:27分発奥多摩行き。乗換えがないのは楽ですが、青梅駅の立ち食いを楽しめないのは少し残念かな。7:07分奥多摩着。駅前でペットボトル2本調達。7:25分のバスで東日原へ。

 日原は奥多摩の山間の集落で、有名な日原鍾乳洞のあるところ。集落を抜ける道路に建つ民家の脇に、登山道入り口。日原川の沢まで降り、そこから一気に尾根まで上ります。
 ぐねぐねの坂道。同じバスのトレッカーが数名。同行しながら登りますが、気がつくと私が先に。登板はすっかり慣れてしまった感じ。この程度なら大丈夫。1時間かからずに稲村岩。

 この稲村岩は、日原集落を一望できる岩場なのですが、岩山登りの経験がないと厳しいかもです。1時間前のバスで来ただろう方々が、岩場の上で談笑しています。ここは素直にパスして尾根道へ。うわー急な斜面。確かにきつそう。
稲村岩尾根
 
 最大傾斜は40度超えるのかな。目の前に立つ急峻な尾根は、尾根というより壁に見えます。左右にくねくねしながら登っていきますが、それ程きつくなかったです。御前山のサス沢山コースより楽でした。多分、道がぬかるんでいなかったからでしょう。ぬかるみは、思った以上に体力を奪います。

 衣類で体温調整。登りは大汗をかくので、基本的にはファーストレイヤーだけ。登山の服装はレイヤリングといって、重ね着することで色々な状況に対応できるようにします。速乾性のシャツがファーストレイヤー。暑い時用の格好です。

 この付近で、無線機から聞き覚えのある声。あ、JE1KJK中川さんだ。茨城県常陸太田市からCQ。お声を掛けてみましたが、まだ標高が低いかな。アンテナを換えて何とかコンタクトしました。RS52だったかな。お久しぶりの交信でしたがこちらはログが取れないので、メールでデータ交換をお約束。便利な世の中です。

 ああ、紅葉が進んでいます。さすがに標高が高いから、高尾より一足早く色づいていますね。
稲村岩尾根の紅葉
 2時間弱でヒルメシグイノダワ。少し開けた峰になってます。おー紅葉真っ盛り。来てよかった~。色づいたブナ林を抜けながら最後の急坂を登ります。お、空が開けてきた。何だか風音が凄い。午後11時頃ふぃーっと到着。やったー。

鷹ノ巣山山頂
鷹ノ巣山山頂
鷹ノ巣山から富士山
 鷹ノ巣山から富士山。しばらくして、雲に隠れてしまいました。
鷹ノ巣山山頂付近の紅葉
 鷹ノ巣山付近の紅葉。

 山頂は天候の崩れもあり、風が強かったです。気温は10度でしたが、体感温度は5度程度でしょう。スケートリンクよりもはるかに寒いです。ミドルレイヤーのフリースに、トップレイヤーのウインドブレーカーを重ねて対策。あーあったかい。ぬくぬくしながらトランシーバーをいじります。ついでにお昼ご飯。

 あちこちから声が聞こえますね。さすが標高1700m。先ほどの中川さんもまだいました。山頂でのレポートがほしくて再びコール。もちろんRS59でした。カードはこちらでお願いして(苦笑)、さらにワッチすると同じ茨城から7M4NGGさん。と、話していたら風が強くなってきて手が震えます。しゃべりもガクガクしてきました。うーんやっぱり寒い。ログも取れないし無線のバッテリーも怪しかったので、無線遊びはこれくらいにして。
 ケイヨーD2で買った、970円の双眼鏡。しょぼいんですけど、ないよりマシ。いえ、小さくて軽い方が登山に持っていくのにはいいんです。

 充分景色を堪能して、下山。ここからも、のんびりハイク。
山頂付近の立ち枯れ
 木々が立ち枯れています。自然の力は凄い。
鷹ノ巣山石尾根道

 下山道の石尾根道。比較的なだらかな縦走路で、遠く雲取山まで伸びています。奥多摩からの一般的な登山道はこちら。傾斜が緩やかで眺望もよく、人気があります。私が登ったのは、マニア道。

 降り道の苦手な私は、徹底的にスローペース。通常のコース目安時間を大幅に上回る遅さです。健脚のトレッカーがどんどん抜いていきますが、登板のきつさもあり無理はしません。傾斜がゆるいと言っても、距離は結構あります。色々楽しみながら。

石尾根
石尾根の紅葉

 あーきもちいい。陣馬山の高原な雰囲気がずっと続く感じ。紅葉も白樺もブナも綺麗だな~。落ち葉のじゅうたんで地面はふかふか、足にも優しいです。所々にきのこは生えてるし、バッタもぴょんぴょんしてます。お、頭上に鷹ノ巣! ちょっと小さいから雛かしら。近づいたら驚いて、パッと枝から離れてスゥ~っと林の中へ。おおお~、凄い! 体をすぼめて木々を縫っていきました。TVで観たあの映像が、目の前で本当に見られるとは。オオタカ、かっこいいなあ。脅かしてゴメンネ。

 2時間ほどのんびり歩いて、次のピーク、六ツ石山。標高1,478m。

六ツ石山から鷹ノ巣山
 ここも紅葉が綺麗です。開けていますが、眺望はそこそこ。石尾根を振り返ると、さっきの鷹ノ巣山が見えます。鷹ノ巣山では、これまで登った御前山に川苔山、御嶽山なども一望できました。今まで登った山の高さを見比べられて楽しかったですね。ここから見る鷹ノ巣山は、やっぱり高いなあ。標高差は300mもあるし。

 この石尾根は熊が出ることでも有名。みんな熊避けの鈴を携帯しています。ちり~んちり~んと鳴らしながら。私は無線機をラジオにしています。これも賛否はあるようですが、別に一人登山で文句を言われる筋合いもありません。幸い、熊さんには会いませんでした。

 休憩も適当に下山。この辺りから、植林の杉林なんですが、酷い。間伐が全く進んでいないので、下草は全く生えていないし、昼なのに真っ暗。この酷さは、何より登山道に影響します。人が行き交う道が、雨の際に川になるんです。それが侵食されてどんどん深くなり、えぐれていきます。それだけならまだいいんですが、そうした深い登山道は、日が当たらず常にぬかるんでいます。つまり、泥道。とにかく滑りやすく、危険極まりない。こんな道では登りも降りも大変です。これは、何とかしてもらいたいもの。

 こうした道は、サス沢山~御前山にもあります。鋸山~御前山はそれ程でもないですが多少ゆるいです。こういうぬかるみ道は本当に苦手。ますますペースダウン。どんどん他の人に抜かれます。

 やっとこさ植林を抜けると小さな社。今回も無事に登山できました。神様に道中の無事を感謝して、駅に向かいます。あーつかれた。

広告

コメント / トラックバック2件 to "奥多摩は魔女だったのですよ"

こんにちは
昨日はありがとうございました.
市と市との境界線にいました.
こちらからカード2枚出しておきます.
そちらからは1枚でOKです。
NGG局は 茨城県のどこにいたのですか?

中川さん昨日はありがとうございました(*^_^*)
メモ程度でも書くものを持っていくべきでしたね。
ログが取れないのは今更ながら、痛いですね…。

NGGさんは茨城県筑西市の移動だったかと思います。
筑西市は1stでした(笑)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

KunadonicLiveSpaceSystem

 岐神葵のぼうけんのしょ。

 岐神葵のブログらしいです。
「事実は小説より希なり」
 架空の人物の閉じた世界のありえない話なんかより、何百倍も面白いリアル体験。そんな人生を目標に、意味不明な挑戦と挫折を繰り返しています。

KunadonokamiAoi-岐神葵

2010年10月
« 9月   11月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ

涼規じゅん

  • お疲れさまでした~。帰宅して少しうとうとしてました(__*)人の波すごかったぁ…。まだ少しだけ疲れとれないから、また改めてお礼言いまくりたいです!楽しかった~ 1 week ago
  • リプはおちついたらかえしますね(*´ェ`*) 1 week ago

RSS カギの救急車Facebookページ

  • エラーが発生しました。フィードがダウンしているようです。あとでもう一度やり直してみてください。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。