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トレッキングシューズですよ

Posted on: 2010年11月19日

 トレッキングに関する知識と経験は日増しに増えていますね。これもいずれは、WEBにアップしたいなと。少しずつブログで整理していきましょう。

 トレッキング三種の神器の一つ、シューズ。他二つは用途やシチュエーション、或いは好みによって千差万別です。しかしシューズに関しては、法則がいくつもありました。スケートの経験も手伝っていますね。掻い摘んで語ってみます。

 まず、ソール。これは、スケートで言うブレードと考えてもいいかもですね。靴底こそ、シューズの性能を大きく左右するパーツなのですが、フィギュアブレードのように、絶対無比の有名メーカーがあったりします。それは「ビブラム」。
 名のあるメーカーの、高い部類のトレッキングシューズは、必ずと言っていいほど、このビブラムのソールが使われています。フィギュアスケートなら、JohnWilsonかMKか、そんなところです。70年代に伝説と化したらしいです。イタリアのソールメーカーです。ライセンス生産などもあるようですが、この伝説のソールが付いていれば、トレッキングシューズとしての性能もある程度信用に足りるものです。

 さらに、伝説と言えばもう一つ。それは「ゴアテックス」。これは以前も少しお話しましたが、水を通さないのに湿気は通すという、特殊なフィルムを用いた布。これをレインウェアでなく、靴にも使ってしまうという大胆不敵にして至極当然な仕様。これのお陰で、スニーカーのように通気性がよく、蒸れなくて軽いシューズであるにも関わらず、浅い小川や水溜りに足を突っ込んでも水が浸水しにくい! 雨でも雪でも安心なシューズとなります。

 このビブラムソールと、ゴアテックスの組み合わせで、トレッキングシューズの必要充分な機能は、整うわけですね。これに満たないシューズは、いわゆる「低山」のある程度の段階で、限界を感じる場面が出てきます。個人差はあるかと思いますが、ビブラムソールに満たない硬さのソールだったら、1000m程度の山でも足裏が痛くなるかも知れません。撥水程度は確保していても、防水とは違います。あらゆる状況を乗り越えられるのは、やっぱりそうした信頼に足る要素が、必要なんですね。

 シューズには、ハイカット・ミドルカット・ローカットとあります。ハイカットのシューズが最も高価なので「効果的」と思われる方も多いかも知れませんが、これは技量に合わせて選ぶべきものです。簡単に傾向を極論で示せば、ハイカットになればなるほど高山向きで、ローカットになればなるほどトレラン向きです。ハイは重くローは軽い、ハイは保護性能が高くローは健脚向き、ハイは低温向けローは高温向け、ハイは保温性が高くローは放熱性が高い、となります。ミドルカットは、どちらかというとトレッキング向けとなりますが、ハイカットの高山向けほどの重装備でないながらも、ある程度足首を保護し防水性も確保したものです。

 と、まるで用途に合わせて靴を選べばいいかのような、錯覚も生じますが、これは実際には違います。例えば、高価なハイカットのトレッキングシューズを履けば誰でも3000m級の高山を踏破できるというものではありませんし、軽量のトレランシューズを履けば誰でも10kmを越えるトレランも楽になる、なんてはずもありません。これらの靴は、その目的に合わせて、性能をギリギリまで突き詰めたものです。その為、犠牲にした要素もあったりします。ハイカットのトレッキングシューズは、重いし硬いし、使いこなすには多少の慣れが必須。高山ではありがたい性能ですが、低山では単なる重りにしかなりません。軽いスニーカーの方が疲れが少ない、なんてことも珍しくないです。
 つまり、用途でなく技量に合わせて選ぶもの、ということですね。

 必要性が生じて、初めてその真価が発揮されるものですから、初心者が無理に高価な靴を買ったとしても、恐らくその価値を100%生かすことはないでしょう。詳しくはお店の人がよく知っていると思いますが、極めてざっくり言うなら、価格を8で割った数字が、登れる山の高さの目安ですね。山の高さからの逆算もできます。富士山辺りは例外ですが。仮に高尾山であれば、599mですから4792円。鷹ノ巣山なら1,737mなので13,896円。値引きのない定価で考えると、9か10倍くらいになるかも知れませんが、大体の目安にはなるかと思います。但し、これは無雪期の話です。雪に覆われる2,000m以上の山や、そもそも険しい高山には、この法則は当てはまりませんので注意。

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