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南高尾山稜~高尾のダイヤモンド富士ですよ

Posted on: 2010年12月24日

 昨日は昼前から南高尾山稜へ。
 南高尾山稜は城山湖~津久井湖のレイクサイドを北回りする稜線。標高は低くて北高尾のような激しいアップダウンも少なめ。北高尾が男尾根なら、南高尾は女尾根といったところでしょうか。眺めを求めるなら断然冬。雪に阻まれることもない高さですし、木々の葉が落ちて湖がよく見えます。陽射しがポカポカで暖かく、快適に楽しめますね。

 ここはかつて、小学校の遠足でも訪れました。小学校3年に津久井湖北側の「峯の薬師」へ、小学校4年で「城山湖」に来ました。車では何度も来ていますが、歩いてくるのはまさにそれ以来。当時を思い出しながら、まるで遠足気分です。

 高尾山口駅から高尾の参道を無視して甲州街道を横断。お饅頭屋さんの脇を入ると民家の庭先に登山道があります。さあここからスタート。でもかつての遠足では林道を使いましたね。ちょっと登って稜線へ。低い(笑)

 この稜線は標高300m程度から始まります。高尾山口駅の標高が200m程度なので、登るのも100m程度。新宿の高層ビルで言えば、その半分です。登り切ると四辻という標識。道が十字路になっています。ここから南へ。

 標高が低いにも拘らず、眺めは悪くないです。橋本方面は結構開けています。しばらく歩くと左手に見覚えのある湖。城山湖ですね。すり鉢状の人造湖で大きさは小さいですが、比較的高台で開けていること、車で登ってこられることから、私もよく訪れています。駐車場に車を止めて無線を楽しむハムも多く、週末は必ず誰かが電波を出しています。今日も一人いらっしゃいました。

西山峠から高尾方面

 と、この辺でとある事に気が付きました。うーん、何だか力が出ない…。何でだろ。坂を登っていても足に力が…。あ!! そうだ、朝から何も食べてなかった! なるほどそれで力が出ないのか。血糖値がかなり低くなっていたようです。とはいえ、もうコンビニもないし(笑) 仕方ないので、手持ちの行動食でスタミナ補給。これは非常食も兼ねていて、いつもザックに入れてあります。取り出したのは、ベビースターラーメン! ザーッと口に注ぎ込みます。ベビースターは飲み物です。

 てくてく歩いていくといくつかの見晴台が。眺めもいいし、ベンチやテーブルも完備。さすが高尾。北高尾では見られなかった気の効いた設備に感謝。山道には、所々に送電線の鉄塔が立っています。そもそも城山湖も津久井湖も、奥地の相模湖も、発電施設を兼ねています。なので、山にはあちこちに鉄塔があります。使われなくなった古びた鉄塔の跡もあったり。その為、鉄塔の管理とあわせて環境整備も行われてるのですね。

 お腹が空いてきたので、草戸山にて昼食。持参したお約束のカップヌードルBIG。嗚呼おいしい。ここも眺め最高。目の前にそびえる丹沢、大山が綺麗です。麺を食べていると、後から来た家族連れが「あーいい匂い」とか言ってます。空腹を刺激したようですね。早速ランチしてました。ベンチも日当たり最高でポカポカ。食べ終えたら荷物の整理。
 実は、今回のメインイベントは津久井湖でも城山湖でもないのです。タイトル通り、「ダイヤモンド富士」ですね。年に数日間だけ楽しめる、高尾のビッグイベント。高尾山では、冬至前後の3日間だけ、ダイヤモンド富士が見られます。

 ダイヤモンド富士とは、皆既日食のダイヤモンドリングになぞらえた、日没の瞬間のこと。太陽が富士山の山頂に、ぴったりと重なって沈む瞬間。その一瞬、ダイヤモンドリングのように、きらっと輝くタイミングがそれなんです。その時間はわずか数秒。それを写真に収めたくて、多くの方がこの日に高尾に登るんですね。

津久井湖方面眺めは最高

 さて、高尾を目指します。時間は13:00。ここから津久井の北を回りこんで、有名な大垂水峠へ。稜線は少しずつ標高を増してきますが、ピークには巻き道が多く、かなりなだらかです。とはいえ、津久井湖の北斜面は絶壁に近いです。足元に津久井湖がある感じ。途中で林が切れると、そこは天然の展望台。眺めは素晴らしいです。

 2時間ほど歩いて南高尾の最高峰、大洞山536m。展望なし。高くないし、ここは既に津久井湖から少し離れています。ここから下り道で、大垂水峠へ。国道20号が下に見えてくると、車の音も大きくなります。この道路は、なんと歩道橋がかかっています。昔は車を避けて渡っていたんですよね。歩道橋なんて誰も気が付かないかもですが、知っている人は知っています。

 歩道橋を渡ると今度は登り道。さあ、高尾山!
 ここから高尾山は通常1時間程度です。時間は15:00前。充分間に合いますね。ダイヤモンドの瞬間は、日没前の16:11頃。富士山は高いですから、気象庁発表の日没時刻よりも早いです。目指すは、おなじみのもみじ台。

 標高差は100m程度なので楽々。あっという間に奥高尾の稜線。おお、おなじみの稜線です。もみじ台への木の階段をガンガン登っていくと…わぁ……何だこの人は! 人人人!! 人だらけ。まるで盆か正月か!初詣の神社みたい。狭い広場に三脚とカメラを構える人だらけ。シートを広げて食事をする集団も。木々の間に列を成す人。あーあ、まあそうなるんでしょうね。
 もみじ台の細田屋さんも大繁盛。こんな時間まで営業するなんて!飛び交う注文!しっかり稼いで下さい(笑)

この太陽の真下に富士山 ダイヤモンドはもうすぐです

 今回用意したカメラは、愛器のブロニカETRSi。はっきり言って重装備…。このカメラ自体が2kg越えます。レンズは中望遠の150mm。三脚などは不要と判断。というか、混雑が激しくて多分三脚は不可です。フィルムはリバーサルのPROVIA100。AEを使わず、1/125で段階露出するのがいいと、カメラマン経験が教えてくれます。1/125なら三脚もいらないですね。

 しかし重い…。ザックの容量はこのカメラを入れる事態も想定してました。ちゃんと納まるのですが、とにかく重いです。こんな重装備で山に登るのも初めて。多分、寝袋やテントなどの宿泊装備以上に重たいはず。今時、こんな重いカメラもないですし。

 でもまあ、デジタルのプログラム連写なんてつまらないし、ブローニーのセミ判でダイヤモンド富士を撮りたかったんです。120フィルム1本で撮影枚数は15枚。その全てを、ダイヤモンドの瞬間に撮り切ります。
 さあ、その瞬間がやってきます! 16:10、周囲のシャッター音が凄いです。段階露出ですから、絞りを一コマずつずらしながら。ガシャ、ジーコジーコ、ガシャ、ジーコジーコ、メカニカルな音に構わず連写。周囲のカメラの音とは一味も二味も違います。15枚撮り終わった頃、太陽はすっかり富士山に隠れました。空も真っ赤で綺麗です。

 ほっと一息ついたらさっさとカメラ撤収。今度は、暗い夜道をライトを点けて降ります。いつもの稲荷山コース。さすがにみんなライトを点けてますね。数名ライトなしのカップルもいましたが、これだけの人数の下山なら何も問題なし。集団にまぎれてしまえば安全です。

稲荷山から東京方面 まだ日が沈んでないんですね

 嗚呼楽しかった(*^_^*) 帰り途中で写真屋に立ち寄り、現像に出しました。仕上がりは来週27日。さて、どんな風に撮れているか! 大した写真じゃないでしょうけどw この待ち遠しさも、アナログ写真の楽しみの一つなんですけどね。

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メリークリスマス~。

いつも元気いっぱいなブログを見せてくれるあおいさんに、優しいサンタが現れますように。

元気だけが取り柄…もとい、財産です(笑)

すけけんさんも良いクリスマス&年の瀬になりますように!
(*^_^*)

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