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西丹沢の主峰檜洞丸ですよ

Posted on: 2011年1月8日

 丹沢も奥が深いです。連なる山波の一番西に当たるのが、檜洞丸(ひのきぼらまる)標高1601m。別名は青ヶ岳でその名の山小屋もあります。丹沢で4番目に高い山ですが、その位置が最奥部にあることからあまり人気はなく、静かな山登りが楽しめるようです。

 天気は上々で、風も比較的穏やか。西高東低で緩やかな気圧配置。多分快晴と判断した一昨日夜。さて、綺麗な富士山が見たいなと。富士見を売りとする山は沢山ありますけど、それなりの標高で登り甲斐のある山と考えて、檜洞丸を選びました。
 アクセスは結構悪いです。西丹沢に登ろうと考えた場合、丹沢湖の北から入るか、道志村から南下するかのどちらかでしょうか。その為、人気も少ないのでしょうね。

 朝6:00。準備万端で車で一路、丹沢湖方面へ。丹沢湖に行くには、厚木から東名を使って大井松田IC、そこから20kmくらい北上します。ホントに山奥ですね。高速に乗るまでに1時間、そこからさらに1時間かかりました。たどり着いたのは、西丹沢自然教室。
  ここは山登りなどの自然探索を楽しむ人達のための、ちょっとした情報施設。無料の駐車場があり、ここに車を止めて山に登れます。さあ出発、時間は8:00。顔が崩れる前に記念撮影(笑)。

 広大なキャンプ場を横目に少し歩くと、つつじ新道と呼ばれる登山道があります。そこから登頂開始。かなり整備された登山道ですが、途中にはクサリ場もあります。ここからの標高差は1100m。ルート距離が3km少々あるので、坂自体は厳しくないです。
 登り始めて、すぐに家族とすれ違い。お父さんとお子様2名。犬を連れていました。キャンプに来てる方でしょうか。
 ちょっと峰を巻きながら、沢沿いの道へ。文字通り丹沢という名に相応しい、広々とした沢です。しばらく歩いてゴーラ沢出合。沢を飛び石で渡ります。水が綺麗。沢を渡ると、何故かコンクリートの階段。よく整備された登山道ですね。


 ここから急激な登り道。クサリ場はかなり急ですが、クサリを使わなくても大丈夫でした。ぐいぐい登ると見晴台に到着。おーすごい…。富士山がこんなに近いとは。

 丹沢は標高もありますから、富士山を眺めるには最高ですね。特に冬。一般的に冬は登山シーズンではないのですけど、1500m程度の低山で考えるなら、冬こそベストシーズンではないかと思っています。理由は以下の通り。

  1. 太平洋側は快晴の日が圧倒的に多い
  2. 木々の葉が落ちて夏には見られない絶景を楽しめる
  3. 雨も少なく道もぬかるんでいない
  4. 暑くなく水分補給も少なくて済む
  5. 紫外線量も少なく日焼けの心配が少ない
  6. 虫や毒をもつ動物もいない

 他にもありますが、これらを考えると、低山=冬というのは大アリだと思っています。特に、水分と毒虫については有り難いですね。

 休息をそこそこ楽しんだら、頂上を目指します。標高1200mを越えた頃から、段々と雪が多くなります。といっても、薄く積もる程度。凍っていたりはしないので、登山靴なら大丈夫。どんどん進みます。頂上付近になると急に開けてきます。ここからはブナの原生林。おー、ブナだブナだ。植物保護のために設けられた木道が続いています。まるで尾瀬。夏だと、ブナの葉に覆われた静かな森になるそうですが、すっかり葉が落ちたブナは、独特の姿をしています。空の青さに吸い込まれそうな、不思議な造形美。

 11:00頃、ブナ林の終点に頂上。やったーヽ(^。^)ノ
 富士山も綺麗ですね。裾野の自衛隊演習場が一望。その脇に、山中湖がわずかに見えます。相模湾は太陽が射して、金色に染まっています。丹沢の山々も手に取るようで、前に登った塔ノ岳も見えますね。北には津久井を挟んで高尾山稜、その向こうに大岳山、その西には鷹ノ巣山や三頭山。冬だから楽しめる景色かもですね。

 雪を踏みしめながら早めの昼食。今回は自宅から持参した東京の水道水で、カップヌードルとお味噌汁+コンビニおにぎり。あー美味しい(*^_^*) でも…、実はムチャクチャ寒い!! 気温は氷点下10℃近く。手袋をはずしていると、あっという間に指が動かなくなりますね。冷たいものに触れていると、しもやけ~凍傷になりそうな。箸を持つ手が震えるというより、動きません(笑) 麺をすくいながら食べました。

 もちろん行動中は防寒手袋。これは登山用じゃなくて、コーナンで買った作業用の手袋。でも安いし暖かいですよ。

 気温差が激しいので、レイヤーの調整が難しいですね。基本的に登りは汗をかくので、冬でも長袖1枚だったりするのですが、この気温だと肌に刺さります。ライトシェルを羽織ります。山頂ではこれでも寒いので、マイクロフリースのミッドレイヤーにシェルを重ねます。手袋は防寒と、滑り止め付きの軍手を使い分けます。衣類が多くなるので冬は荷物も多くなりますが、こうした環境の変化もまた、楽しみの一つですね。
 ちなみに夏でも長袖は必須。低山といっても1500mを超えれば、街中の気温と比べて10度以上も下がります。

 充分に山頂を楽しんだら、下山開始。ここから、犬越路を目指します。この犬越路、「いぬエッジ」と読んでしまいました。まあ、スケーターなので。
 稜線を伝って行きますが、ここは丹沢らしくアップダウンが激しいです。経験者向けの登山道。クサリ場の岩壁は垂直に近いですね。コルでは風が強いし、雪も解けずに残っています。途中笹峰あたりは、笹薮になっています。背の高さを超える笹薮の間を、すり抜けながら進みます。

 激しいアップダウンを超えて、2時間少々で犬越路。ここには非難小屋もあります。この犬越路は、かつて武田信玄が小田原城を攻める折に超えた峠路。歴史を感じます。この下には、林道のトンネルが南北を貫いています(現在通行禁止)。かながわの景勝50選にも選ばれているようで。富士山は生憎見えませんが、眺めはいいですね。

 さらにここから急降下。一気に涸れ沢~沢沿いを降ります。30分ほどで沢が大きくなり、何度も橋を渡りながら行くと、大きなつり橋。ここの砂防ダムは大きいですね。40mくらいあるかな。

 程なくして林道へ。ふう、もうあと少し。キャンプ場を横目に西丹沢自然教室へ無事帰還(*^_^*) おつかれさまあ、って、ついに出会った登山者は犬を連れた家族を除いて、たったの1名でした。

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