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虫の知らせ?ですよ

Posted on: 2011年3月15日

 今日に至って、やっぱり不思議だなあと思うこと。

 スマトラ沖の大津波。これ絶対日本にも来ると思ってました。四川も、NZも、何だか明日の我が身を見るようでした。奇妙に違和感がない。それは、衝撃的な映像なのに、恐ろしく冷めた目で見る自分。事細かに、状況を分析しながら、あれがない、これが必要、ああしなきゃ、こうしなきゃ。ずっと、呟くように考えていました。

 ゆれの起こったその時。嗚呼、来た。待ってたものが、来た。まず、そう思いました。P波の長さから、直下型や近県でないこともわかり、横揺れの大きさからプレートだな、とピンときました。やっぱり、来るべきものでした。その時は、東海か三陸かは、まだわかりませんでしたが。むしろ、立川断層の直下型でなかったことで、物凄く安心しました。東京は多分、地震の被害は少ないと。

 TVをつけて、津波の情報を観るにつけ、脳裏に浮かんだのはスマトラ沖。警報は10mを超える大津波の到来を繰り返し訴え、時刻は既に到達と予測されていました。あの光景を、日本で見ることになる。

 ここ半年続けてきた山登り。このような事態を想定するわけでなく、着々と装備を揃えていました。ここに至って、非常持出用品が全て揃っていることへの、驚き。ライフラインの停止の備えは万全とは言えなかったものの、ことさら買出しなども必要なく、何が起こっても大丈夫でした。冷蔵庫には特に備蓄もないですが、非常食だけは最大5日程度分はあります。本当に、不思議なものです。

 自転車である程度出勤できるだけの体力や、その備えも申し分なく、車についてもガソリンを補給しない前提で数日間は問題ない。何も、慌てるような状況ではありませんでした。

 JRは電力供給を自前で行っており、計画停電で問題になるのは踏切のようです。これも、利用頻度の高い中央線は立川以東の高架化が完了しており、影響が少ないと思われます。立川まで自転車でアクセスできるというのも、こういう状況では強いです。

 スケートについては全く無関係ですけど、自転車や登山に関しては、この災害に対する備えとしての要素が、かなりありました。それらに取り組んできた事で、自然と対応できていました。野山で、体一つで行動することとは、災害で生き延びることと、表裏一体でもあったのです。

 原子力発電の災害は、今のところ予測の範疇です。メルトダウンはしても、大量の放射線が広範囲に広がる大事故は起こらないとは、それなりに勉強して知っていました。チェルノブイリの再来は、ない。でも建物の破損による放射性物質の漏れの認識は、ありました。それでも、大したことはない。地震のエネルギーに比べれば、微々たる物。
 絶対に誤解するべきでないのは、今の日本の原子力発電は、太陽を作り出すこととは違う。核分裂のエネルギーを、砂時計のように搾り出すシステム。炉心が壊れても、制御棒が落下することで核分裂は自ずから止まる。漏れはあっても、核兵器のような絶望的な連鎖反応は、起こりません。
 少なくとも、これだけの人口を支えるためのエネルギーは、既に原子力に依存せざるを得ません。無くなることはあり得ない。むしろこれからも増えるでしょう。その現実を真摯に受け止めて、ではどうすれば安全に運用できるのか、そのためにできることは何なのか。それを考えるのが、今の世に生きる日本人の勤めであり、今世界で求められている「最大の貢献」になるはず。もう、後戻りなんてできないんですよ。

 なんてのは、地震が来る前からずっと考えていたこと。今の社会は、発展を続けなければ滅んでしまいます。発展を続けるために、エネルギーは常に確保しなければなりません。残念ながら、もう原子力なしでは、人間は生きていけません。それに代わるエネルギーが、ないのですから。

※90年代のOVAアニメジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日では、原子力に代わるシズマシステムにはとんでもない欠陥がありますけど。

 不思議な「虫の知らせ」かどうかは、今もわかりません。ただ言えることは、自分には何らかの意思か、或いは不可思議なベクトルが働いているような? そんな思いを否定することが、全くできていないわけです。

 追記
 私が惨事を冷静に見ていられたり、災害に対して冷静に対応できる理由。それは、近親者の多くを既に亡くしているからですね。身近な家族はもちろんいるのですが、4回も5回も別れを経験し、それを乗り越えることに慣れているからでしょう。

 むしろ、生き続ける事の方が、難しいのかも知れません。目の前の死より、残された者の生き抜く苦労。その方が何倍も苦しかったり、悲しかったり。

 死は、現象でしかない。むしろ残された者の、苦難の始まりでもある。泣き言なんか、言ってられないのが現実でした。だから、生き抜くことに対して真剣になるし、死を冷静に客観視してしまうのでしょうね。

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  • でも正直、HFで一番楽しみというか、期待してるシーンってアーチャーが消える間際?の凛の髪をなでるとかなんとかなもう筆舌に尽くし難いけど本当に好きなシーンで切ないんだけどほんとそこ映像化してくれるの嬉しすぎるので今からドキドキしている…!(混乱) 4 days ago
  • HFももう明日公開なんだなぁ…。いつ行けるかまだわかんないんだけど、グランドシネマズでやってもらえるの有り難い~。 私、凛スキーだけど…今は本当桜応援してるよ…士郎と幸せになってくれよ…。 4 days ago

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