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春の御前山ですよ

Posted on: 2011年4月17日

 前回の御前山は、残暑の頃でしたね。標高1,405m。あの時は暑さや、慣れない靴との戦いでした。帰りは予定の尾根を通らず、林道で下山したほど、極度の疲労がありました。

 春の息吹を感じるには、やっぱり奥多摩かなあと思い、行ってみました。御前山はカタクリの群生で有名だったりします。カタクリは既に、城山湖近くでも見ましたし、丹沢でも見かけました。どんなもんだろう、興味は尽きませんね。

 朝5:27だったかな。立川から青梅線。っとコンビニで買い物してたら乗り遅れ。まあいっか。その次の電車でも、奥多摩駅7:25のバスには間に合います。このバスが結構決め手で、5:27の青梅線はほんの少し早めの設定。うーん、土曜日なのにハイカーが少ないですね。地震の影響かな。

 奥多摩駅7:17。天気予報は雨だといってましたけど、全く降ってません。見事に外れました。いい天気です。気温もぐんぐん上昇。バスに乗ると、お客はたったの3名。しかも、全員奥多摩湖で降りました(笑)

 冬~春の奥多摩湖は水面が低くて、湖岸がそそり立っています。あまり見栄えのいいものではないですが、これも梅雨になればぐんぐん水位が上昇して、一杯になっていきます。

 桜が綺麗ですね。奥多摩では丁度満開でした。ほんの少し、東京より遅いです。絶妙のタイミングでした。まさに花見登山です。

 小河内ダムを渡って登山道へ。ここからサス沢山の急登。相変わらずきついですけど、確かに稲村岩尾根より楽ですね。ペース配分も悪くないし、途中には緩い傾斜もあるから、ある程度登山に慣れていれば、心地よい限り。前回とは大違いです。道が乾いていたのも幸いでした。

 途中でカタクリ?の群生?? 見るとあちこちに。岩の陰や、木の根の脇などに、ちょこっと咲いていました。群生という感じではなかったんですが、さすがに数は多いですね。

 崩落の激しい木の階段。ブナやコナラの広葉樹林では、土がスポンジのようにふかふかなんですが、雨が降ると沼地のようにぬかるみます。木にとってはいい環境なんですけど、人が歩く道を整備するのは大変。木の階段がどんどん崩れてしまいます。打ち込んだ杭もどんどん腐ってしまいます。これはもう仕方のないことですね。階段で道を整備するより、ロープか鎖をつけてほしいかな。道が崩落していくのは、もう仕方がないとも言えるし。

 程なく支峰の惣岳山。山の名前は意外といい加減で、ある山に似ているからとその名前で呼んじゃったり、別名をつけちゃうのは当たり前。峠に跨る山なら、手前と向こうで呼び名が違うことも多いし、三国山ともなれば日本中にあるし、三国それぞれに別名があったり?(未確認です笑)単純に山と呼ばず、緩い傾斜の峰、ちょっと小高い嶺、丘のような広々とした山頂の丸、見晴らしのいい塔、険しい岳、その呼び方も色々。奥多摩にはちょっとした名もないピークがあちこちにあって、ドッケとかありますね。

 少し登って御前山やった~ヽ(^。^)ノ まだ木々が葉を付けていないので、見晴らしはそこそこ楽しめます。鷹ノ巣山、大菩薩、三頭山に丹沢の塔ノ岳、檜洞丸と大室山、その手前に笹尾根が見えました。というか、前回は全く分からなかった山々。見えないからじゃなくて、知らないから(笑)。分かるのは、実際に登ったからですね。山座同定が凄く楽しくなってきました。登った山を見ると、その思い出が走馬灯のように…。登った山が増えてくると、それが記憶とリンクして頭の中から湧き出してきます。これもある種の、登山の快楽なんだと最近気が付きました。だから、やめられなくなるんですね。

 ご飯は恒例リフィルのカップヌードルと永谷園のゆうげ。リフィルは震災直後入手が非常に困難でしたが、今はだいぶ手に入りやすくなりました。リフィルの麺は販売店が少なく、以前はわざわざ登山店で買ってました。しかも高い…。最近はイオンや西友でも売っているところがありますね。スーパーなら100円未満で買えたり。

 さて下山。前回はひざの痛みで泣きました。それは既に技術で克服してます。筋力じゃないんですよね。はっきり言って、足の筋力なんて2週間も登らなければ元通りです。でも、ひざの痛みは元の筋力でも避けられます。足が鈍っているのでペースは落ちますが、休憩時間やトラブルを考えれば、スローペースのほうが確実に速いという場合もあります。要するに技術です。

 この下りも少しアップダウンがあります。クロノ尾山、鞘口山と降りていき、鞘口峠で一休み。このルートにはトイレがあるので助かりますね。奥多摩にはトイレのないルートもかなりありますから。平日ならともかく、春と秋の週末は人も多いので、ルート選びにも気を使います。

 鞘口峠からちょっと登って鋸山。千葉のそれと似ているのかどうか知りませんが、前回はその意味が分かりませんでした。今回、その意味を知ることになります。前回諦めた鋸尾根を降ります。何も気にしなかった鋸尾根。そう、ノコギリだったんです(笑)
 しばらくは快適な尾根道。風がだんだん強くなってきました。この尾根は奥多摩湖からの吹き曝しに当たるようです。物凄い風。見ると、植林の杉木がそこら中で倒れています。杉木が倒されるほどの強風が吹くんですね。進むにつれて、岩場が多くなります。風で吹き飛ばされそうになります。さらには鉄の階段や鎖場も登場。ここは…もしかすると丹沢の表尾根より面白いかも? 降りより登りの方が楽しそうな。ここは逆ルートも楽しそうですね。高低差もサス沢尾根と似てるでしょうし、景色を楽しむサス沢と、登山そのものを楽しむ鋸尾根。良い組み合わせかも知れません。

 楽しい楽しい(*^_^*) この日の気温は20℃を超えて、かなり暑かったです。もう半袖でいいですね。長袖が汗でびっしょりでした。この尾根、風があるのが幸いでした。気持ちの良いハードコース。

 最後の最後で、長い階段…。途中に愛宕神社があり、その境内という位置づけでもあります。手を合わせて登山の無事に感謝。この階段が登山の終わりに痛烈なダメージとなりますけど、これを乗り越える技術があれば、どんな登山も怖くないですね。

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