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叔父の弔いですよ

Posted on: 2012年1月9日

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叔父の思い出は父の記憶と被るのですが、それはむしろ幼い頃のものほど鮮明です。そうした記憶の中に、保育園で初めて登った「高尾山」の遠足の足取りを辿った、双家族による人生初の「登山ガイド」の思い出の地でもありました。登山といってもケーブルカーで、頂上が目標でなく、サル園や展望台が目的地でしたが。叔父らとはさらに足を伸ばし、薬王院を巡りました。

当時と全く変わらない、高尾山。今では最低でも一ヶ月に一度程度は訪れる、自宅の庭のような場所です。それもやはり、幼い頃から慣れ親しんだ場所だからでしょう。そしてその記憶の傍らに、父や叔父の姿も垣間見えます。

高尾山は、修験道の聖地。山を踏み分け歩むことそのものが、行です。叔父の事を思い返しながら、弔いの祈りと共に、山を登りました。

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いつもの慣れた登山道。この季節を象徴する、高尾山名物の「シモバシラ」の氷の花が、幾つも見られました。氷点下にもなる凍てつく修験の道に、ひっそりと咲いた小さな氷のオブジェ。霊前に手向けたい思いで、写真に納めました。

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この山には、剰りにも多くの記憶、思い出があります。小学生の頃入っていた消防少年団では、この山でオリエンテーリングを楽しみました。その消防少年団では救急救命を学び、心臓マッサージは叔父の心停止を前に、自ら行いましたが、その甲斐も虚しく再び脈打つことは、ありませんでした。あらゆる記憶が、浮かんでは消え。涙に笑い、苦しみや辛さ、楽しさや感動、とにかく怒濤のように溢れ出る思い出を噛み締めながら。

風が冷たく、心まで凍りそうな寒さでしたが、体は熱く、共にした思いの数々もまた、暖かく身を包んでくれていました。

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叔父の冥福を祈りつつ。そしてまた、共にこの山に、登ります。

高尾山は、まさしく霊山です。

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