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車用語と英語ですよ

Posted on: 2012年7月3日

若かりし頃(笑うなw)、車にのめり込んで色々な本や雑誌を読み漁りました。あー懐かしい。その頃に知った名前が、徳大寺さんとか福野さん、国沢さんとか、下野さん、色んな個性的な方々の書籍を読みましたね。父が亡くなり、入れ替わるように我が家の車の乗り手になったことで、その車がまるで「遺品」というか遺産というか。で、まだ新しかったレオーネに手をかけるようになり、気が付いたら夢中でしたね。

スバリストも父譲り、ということになります。父が欲しかったのはレガシィでしたが、私もそのポリシーを受け継ぎ、スバルのお店へと足を運びました。その頃、とある書店で衝撃的な出会いがありました。それが、アルシオーネSVXでした。

360度のグラスキャノピー、ウェッジシェイプにボリュームのあるブリスターフェンダー、SF映画にそのまま出てきそうな、空前のフォルム。今はまさに空前絶後となりましたが、斬新すぎたデザインは模倣されることはあっても、全く追随を許さない(というかSVX自体が商業的に失敗している)。故に、例えばガンディーニのカウンタックや、ピニンファリーナのテスタロッサやF40などのように、孤高の存在に映りました。その時に、この車に対する異常な物欲が芽生えました。後にも先にも、人生最大の物欲ですね。

時代は丁度バブルの真っ只中。この車なら、人生を乗せてもいいと考え、相当の無理と覚悟で購入。乗った期間が5年以内であれば、間違いなく人生最大の過ちです。少なくとも10年は乗るという覚悟も、その時からです。人生を乗せるという表現は伊達でなく、この車を維持するために人生も大きく変わりました。バブル崩壊後も車を維持するために、相応の収入が必要でした。そうして、今の私があると。まさに車と共に歩んだ、半生でした。

その車に教えられ、24ヶ月の点検整備は自分で行うまでに。コストの問題なんですが、それもまたこの車が誘う人生。そうして培った知識や経験が、10年維持の目標をクリアさせます。もちろん紆余曲折、艱難辛苦、七転八倒の歩みでしたが。

何だか全然関係ない話になってしまった。まあいいや。

車用語は何故か、和製英語が多いです。和製と言わないまでも、通じないものばかり。いきなり「ハンドル」からしてダメ。これは「ステアリング」ですね。サイドブレーキも×。パーキングブレーキかな。この辺りは序の口で、ウインカー、バックランプ、スモールランプなどなど、もう滅茶苦茶です。経緯は定かではありませんが、恐らく戦後の混乱期にアメリカから持ち込まれた車を、見よう見まねで作ってみた当時の創業者達が、勝手に名付けたんでしょうか。その風潮は、近年まで続きます。

ツインカム。当時はカッコいい単語だったのか、あちこちで耳にしました。でもある日、それが和製英語だと知って驚きました。それ以後「ツインカム」と聞くと何だか恥ずかしくて、私は口にできませんでしたね。格好付けてDOHCと言ったり。当時のスバル車には「4CAM 16VALVE」なんてステッカーがあったような。この4CAMという響きは大好きでした。ツインカムが変な言葉だと思っていただけに、4CAMは敢えてよく使った気がします。

それから「ブレーキオイル」。和製以前に根本的に間違ってます。ガソリンスタンドで「ブレーキオイルが云々…」とか言ったものなら、「はいはいご苦労様」と無視ですね。ATFも厳密には純粋なオイルではありませんが、これはオイルとほぼ同様の機能ですからまあ許容範囲。

ついでに(どんどんでてくるぞーw)ロータリーエンジン。英語圏ではヴァンケルエンジン。ロータリーエンジンと言えば別物で、飛行機用のプロペラとシリンダーが一緒にぐるぐる回るやつがあって、それのことです。

4WD。これもアメリカでは4×4(フォーバイフォー)が多く、欧州ではAWD(オールウィールドライブ:全輪駆動)が主。ちなみに2×4は建築工法です。

まあ、キリがないのでこの辺にしておきます。車はお国柄がよく出る反面、国際的な商品でもあり、その匂いを楽しめる趣味性もありますね。イギリス連邦ですと日本と同じ右ハンドルですが、ターニングランプ(ウインカー)のレバーは右ではなく左。これは欧州の国際規格によって決められているからで、日本はアメ車をそのまま左右逆にしたので、右なんです。あれですね、英語でわざわざ名字と名前を逆にするのと同じでしょう。と思いましたが、私の想像では「コラムシフトだと操作しづらいから」だと考えています。当時のアメ車はコラムが多かったですし、欧州ではコラムが少なかったでしょうから。

私、コラムシフト大好きなんですけどね。ATのコラムじゃダメですよ。昔のタクシーとかのあれ。私がタクシー乗ってた頃は、まだコラム車が多かったです。お弁当配達のバイトで乗ってたデリカもコラムの5速でした。長大なリンケージのリモートコントロールなので、フロアシフトのようなダイレクト感はないですが、ステアリング(ハンドル)に近く現代のシフトスイッチのような機敏な操作ができました。コラム車は基本的にベンチシートですから(ウォークスルーはまだない)、体を横にしてお昼寝したり、なかなか便利でした。バブル崩壊と共に消えた?ショーファードリブンの憧れも、今は夢の跡なのかもしれませんね。

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コメント / トラックバック2件 to "車用語と英語ですよ"

 おっしゃる通りですね。40数年前、大学時代の指導教官(ちょうどアメリカ帰りでした)が、日本の車用カタカタ英語は英語圏じゃ通用しないといっていたのを覚えています。方向指示器をTurn Signal Lightなんて教えてくれました。いかにもアメリカ帰り・・という感じでまぶしかったです。
ガソリンスタンドも和製英語。あちらではGas Station。(英国ではpetrol station らしいですが。)

 別の話。車の「後退」はバックなんていいますが、変速テコ(古い言葉です!昭和37年に免許取りました)にはBではなくて、R(Reverseの略)とあります。これだけはおそらく世界標準にしたのでしょうね。これだけは感心した次第。通常の会話では、「リバースに入れろ」とはいいませんけどね。

 しかし、SVXのために車検整備まで出来るようになったのは立派です。私は腰痛がこわいので、ちょっとしたことでも(裕福ではありませんが)ディーラにいきます。車を長持ちさせるには、エンジンオイル交換とこまめな点検が欠かせませんね。今日日、エンジンオイルを交換することを知らない人が沢山いるそうです^○^

車の話となると、好きなだけに色々と出てきますね(*^^*) それぞれの人生が乗っているようで、興味深いです。

GT30もお元気そうで何よりです。私もGT30はカタログを眺めたり、スバルで試乗したり、心を動かされた車です。次の車の第一候補でしたが、今のレガシィだとちょっと的がずれてしまいます(苦笑)
車用語は追求すると楽しいですね♪ 確かにシフトパターンはRの表記ですよね。

よく面倒を見てくれる整備工場は欠かせませんね。私の車は色々と厄介ですから、今も難しいやりとりに四苦八苦しています。全てを任せてしまうと、気がついたらとんでもない金額!ということが過去何度あったことか…。

GT30もいい車ですよね。是非、大事に乗り続けてください(*^^*)

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