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愛車の故障の原因ですよ

Posted on: 2012年8月12日

廃車に至り、不具合の原因と思しき状況が断定できたので、あらためてその経緯を考えてみます。

まず最初のきっかけは、実はコンプレッサー。エアコンのガスを少しばかり補充していたら、入れすぎてコンプレッサーがロックしてしまいました。その際、コンプレッサーは自動停止するのですが、ここでVベルトが切れました。これは経年劣化でやむを得ない事態ですが、この段階ではまだ深刻な故障ではありませんでした。エアコンガスは抜けばいいし、ベルトも交換すればいい。

で、この時に劣化が同時進行だったもう一本のVベルトもお亡くなりに。恐らく、一本目が切れた際に切れ端が当たったのでしょう。これで、パワステとオルタネーターが停止。オモステ、バッテリー電源のみ状態ですが、短時間なら自走は可能。これで取り敢えず帰宅して部品を交換しようと、なるべく最短距離のなだらかな道を選んで家路を走りながら。

ここで突然、アイドリングが不調に。アクセルを吹かしても回らず、坂道を歩く程度の速さで登る状態に。ハザードを点けながら後続車を追い越させ、ノロノロと帰宅。これが根本原因の、タイベルの駒ズレが発生した瞬間です。

帰宅後にクランクプーリーを見ると、切れたVベルトのワイヤーが絡み付いていました。何とか引っ張って取り除きましたが、これがタイベルのスプロケットに絡んで駒ズレを起こしたと想像できます。またタイベル自体もオイル漏れの影響で、滑りやすくなっていたと思われます。

つまり、一つの不具合が引き起こしたものでなく、いくつもの複合条件で発生し、最悪の事態を招いた、という感じですね。

箇条書きにしてみますと、
●Vベルトの劣化
●オイル漏れ
●コンプレッサーのロック(エアコンガスの入れすぎ)
●タイベルカバーの破損と切れたVベルトの絡み付き

の条件が揃って発生したと。

通常、この条件が全て揃っても、タイミングベルトがズレさえしなければ、こんな最悪の事態は発生しません。個々の条件も、通常であればノープロブレムかスモールトラブルです。Vベルトも冬なら切れなかったでしょう。エアコンガスでコンプがロックしても、通常はベルトが切れることなく自動停止しますし、たとえ切れてもタイベルに影響が出るような絡み付きなんて滅多に発生しないでしょう。カバーがありますし。

この車は、設計上のミスもそこそこあるのですけど、この不具合はそういう類いのものではないですね。経年劣化とスモールトラブルの複合条件。長年の蓄積による、避けられなかったものかもしれませんが、今の段階で敢えてIFを書くなら、Vベルトが新品でエアコンガスをすぐに抜いていれば、無事でした。

いい教訓になったと、今は思います。こうした複合条件でのトラブルも他にあったりしますが、これまでは全て解決してきました。

クーラント関連はヒーターの水漏れに始まりクーラントの沸騰、ホース類のひび割れからついにラジエーターのアッパー破損、交換したラジエーターはロアーが破損、最後にウォーターポンプとそのホースを交換して完治。ホースは全て交換を要します。ひとつ発生したら立て続けにどんどんダメになります。スバル車に限らず、冷却水の漏れは致命的なダメージになるので、一滴でも漏れを見つけたら即座に修理交換するようお勧めします。一滴の漏れは大破への第一歩、まさに「魔物」です。

ATはこれも致命的な欠陥を抱えた部品で、俗に「ガラス」と表される箇所。特にブレーキバンドの滑りが欠陥中の欠陥。フルアクセルの全速加速でダメージがほんの少しずつ蓄積するという「魔物」です。これが滑り出すと、最終的にはリバース以外入らなくなります。リビルトの対策品なら大丈夫のようですが、この場合ワンウェイクラッチに負荷がかかりやすくなる傾向が出て、かなりの年月を経てDレンジで1stに入りにくくなります。ATFのまめな交換は必須ですが、根本的な解決にはなりません。ブレーキバンドのクリアランスは調整できるので、絶対に滑らせないように維持することが、長持ちさせる秘訣です。

ラジエーターファンとコンプレッサープーリーのクラッチリレーで、ヒュージブルリンクが共用されています。その為、コンプレッサープーリーなどでショートするとラジエーターファンが止まります。これでオーバーヒートする事例が多数あり、夏に多く発生することからこれも「魔物」です。

エアコンのコントローラー部分でスイッチが押しっぱなしになる症状や、コンデンサの液漏れによる不具合などもあります。赤外線リモコンは不具合箇所が多く間違いなく機能しません。エアフロセンサーはハンダが脆く補修を要する状態になりやすいです。バッテリーは夏場にダウンしやすく、こまめな補充電が必須。リアハブベアリングは耐久性に難があり、夏の長時間の高速連続走行で磨耗しやすいです。適度なクールダウンである程度は回避できるかも。オートアンテナの一段目が詰まります。これは5-56で解決。ヘッドライトの表面が紫外線で茶色くなりますが、研磨とUVカットクリアで回避できます。ブレーキホースはレガシィ用で代用可能。

幸い、SVXオーナーの情報がネットで大量にアーカイブされており、小トラブルから深刻なものまで、ほとんど何とかなります。何の心配もありません。ここに、48万km乗った馬鹿がいますから。

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コメント / トラックバック2件 to "愛車の故障の原因ですよ"

まとめが相変わらず芸術的名までに綺麗ですね(^^)読んでいて爽快です。

文屋の端くれです故(笑)

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