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車がないので低山巡りですよ

Posted on: 2012年8月23日

今年は南アルプスに何とか行きたいんですけどね。八ヶ岳も行きたいですが。いずれも日帰りなら、車を使うしかありません。バスで日帰りは多分難しいでしょう。 車もあと一息なんですが。そのあと一息が。間違いなく、時間が解決してくれるんですけど。もう手の届く所なんだけどなあ。もう少し我慢かな。

電車で行ける山としては、中央線沿線がかなり楽しいですね。奥多摩はもう残すところ雲取山周辺か、高水三山か笹尾根位しかないですね。高尾はもう歩いたことのないルートが数本あるだけ。八王子にもマイナーな低山はありますけど、それこそ電車じゃなあ。自転車で行くには秋の方がいいし。中央線沿線では、今JRで「八駅八山八富士」というキャンペーンみたいなのをやってます。駅から近いハイキングルートを紹介していて、これがなかなか面白いです。既に半数以上は制覇してますけどね。

で、日曜日は仕事で煮詰まってしまい、気晴らし兼ねて午後から登山。大月市の初狩駅から近い、高川山に登ってきました。 素晴らしい山でしたよ。詳しくはヤマレコのレポートをご参照ください。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-216980.html

もう既に、相当健脚の部類なんですよね。でも難易度の高い山はまだまだ経験浅いです。そういう面白い山にも登ってみたいなあ。 登山にもいろんな道具がありますが、三種の神器と呼ばれる「シューズ・ザック・雨具」の中でも特にお金のかけ所となり決め手となるのは、靴でしょう。これは、正直言って価格の多少でもなければ、性能の良し悪しでもありません。如何に自分の足に合っているかと、靴ひもの調整が完璧か。この2つだけです。 靴のサイズについては、通常登山用品店では徹底的にサイズを見てくれますから、あまりその心配はないでしょう。ただ、靴擦れが激しいとか、豆がすぐ出来るとか、指が当たるなどであれば、間違いなくサイズが合っていませんね。即買い換えしないと、足に深刻なダメージを負う可能性があります。それは命にも関わりますからね。

さて、靴のサイズがピッタリ合っているという前提で。 次の決め手は靴ひもの結び方です。これが実は、かなり深いです。これを真剣に説明している登山ガイドなど、見たことないですね。凄く重要なのに。 基本的には、くるぶし部分を最も強く締め、他の部分は多少、余裕を持たせておくとよいです。くるぶしをきつく締めるのは、足が靴の中で遊ばないようにするため。登山靴は最適サイズであれば、爪先の空間(捨て寸といいます)が1cm程度あります。この空間は、足の疲れが溜まってくると、足の裏の土踏まずが少し延びて、爪先が前に移動するからです。その際に指が当たるようになってしまうと、余計に疲労が蓄積します。それを避けるのが捨て寸です。

登山の場合、登りと降りという、足の使い方が全く異なる状況に対応しないといけません。全く正反対の角度の斜面ですから、靴ひもの結び方で対応するというわけです。ミドルカット、ハイカットが一般的な登山靴ですからね。ローカットの登山靴であれば、靴紐は先述の通りくるぶしだけきつくしておけば大丈夫です。

まず登り。斜面を登りますから。当然足首は爪先が上を向きます。足首をかなり折り曲げる必要があるので、くるぶしより上は緩めておかないといけません。人差し指が入る程度緩くしておけば、爪先からかかとまで、しっかり地面に付けて登れます。人によっては、紐をフックに掛けず、足首で巻き付けておく人もいます。足首の自由度が必要な場合などは、その方がよいこともありますので、覚えておくといいですね。

登りはそれほど難しくないです。この締め方であれば、足にダメージを負うことはないでしょう。 問題は、降りですね。

降りでのひもの締め方の鉄則は、くるぶしから脛までしっかり締めるということに尽きます。降りは膝を曲げて、極力爪先を使って歩くのが理想です。忍者の忍び足の格好ですね。ここで注意点。かかと着地は膝から足の裏、腰など、あらゆる箇所にダメージを与えます。急斜面になればなるほど、爪先着地が大切です。

爪先着地によるメリットは、まず何と言っても、リーチが得やすいということです。かかとよりも、爪先の方が、遠くに届きますよね。斜面を降る際は、自分の足場より一歩先の足場の方が低いわけですから、当然リーチが長くないと、体が大きく「落ちる」ことになります。この落ちを足で支えようとして、かかとで着地すると、その衝撃のほとんどを膝で吸収することになります。これでは、膝が壊れてしまいますね。 忍者の忍び足なら、まずこの膝への衝撃を避けられます。足首の間接も曲がっているので、衝撃を足全体の間接で吸収できるんです。是非お試しください。

この忍び足を実践するためには、くるぶしから脛までしっかり紐を締める必要があります。膝を曲げて忍び足で斜面を降りてみればわかると思いますが、くるぶしから脛が緩いと、靴自体が不安定になります。足首からぐにゃっと曲がってしまう感じです。これでは忍び足はできません。しかも、爪先側には先述の隙間があります。降り斜面で忍び足となれば、足全体が爪先側に滑ってしまいがちです。だからこそしっかり結ぶんですが、爪先に乗る体重を靴のくるぶしから脛に分散させるという感じでもあります。この締め方だと、靴の中で足指が大きく開いて、地面を捉えている感触がわかります。 リーチが長い上に、衝撃を吸収しやすく、疲れない。また爪先に神経が集中していると、滑りやすい地面でもとっさに足を戻しやすいです。かかと着地だと、着地した瞬間に体重が乗ってしまいますから、その瞬間に滑ってしまいます。忍び足なら、滑る前に対処できるんですね。

靴の話は最も奥が深いので、そう簡単に語り尽くせるものではないです。でも、ザックも雨具も必需品というほどのものではない反面、靴は必須ですし、疲労やダメージを左右します。場合によっては生死を分けます。登山道具の第一歩です。これさえ間違えなければ、靴の寿命一杯、登山を快適に楽しめます。逆に靴の選択を誤るのは、安い買い物でないだけに、本当に残念に思います。

良い登山靴であれば、先程の「足首巻き」で町中でも普通に履けます。完全防水の全天候型なので、雨でもへっちゃら。雪の日なども滑りにくいので安心です。万が一の災害の時など、大活躍するのも間違いないです。多少手荒く扱っても、簡単にダメになったりしません。山登りにしか使わないと考えると高い出費ですが、全ての登山道具の中で、一番日常的に使える道具が実は、登山靴じゃないかとも思っています。

何がなくとも、登山靴。これがあるだけで、痛みを堪えながらの高尾山が、快適ハイキングに。しかも、その足で相模湖まで歩けちゃうかもしれません。それくらい、格段の差が出ますよ。

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コメント / トラックバック2件 to "車がないので低山巡りですよ"

いつも的を射た講義ありがとうございます。
大変参考になります。
                    エビプチ仙人

ありがとうございます。
間違っていることもあるかもしれませんが、あまり肩肘張らずに読んで頂ければ幸いです。

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