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フィギュアスケートの面白さですよ

Posted on: 2013年1月24日

ジャンプもスピンも、コンパルソリーもフィギュアの重要な要素で、一口にフィギュアスケートといってもそれはもう色々な形があって当然。フリースタイルという種目が表向きには一般的で、最早コンパルソリーという競技自体を知っている一般の方は相当年配に限られるかと思います。フリースタイルにしろ表現力次第で大きく変わるし、ショースケートの世界も含めれば、規定に縛られない自由な表現が可能です。

そもそも競技としてのフィギュアは、その技をより高度なものに発展させてきた意義もありますし、優劣を付けることで一般の方にも分かりやすい種目となっていますが、その根底や原点には、いわゆる様式美の本来のフィギュアスケートがあることも、覚えてもらえたならもっとフィギュアは面白くなると思います。

とはいえ、競技としてのコンパルソリーが衰退したように、一般人には見ていてもさっぱり面白くない、難解な様式美であることも否定はしません。フィギュアの原点なんですけどね。で、以前にも紹介しましたが、私にとって最重要ともいえるテキストが、何をさておいてもジョン・カリーのAftrer Allをおいて他にはないでしょうね。

After All -John Curry

このプログラムの素晴らしい点は、今のフリースタイルという競技からは全くかけ離れた次元での、高度な技であることです。いわば、コンパルソリーのそれに近いです。しかし音楽に乗せている点、正確な軌跡を要求していない点(といっても序盤はかなり正確な円を描いていますが)で、競技のそれとも全く違います。その類希な技術の織り成す美しいスケーティングは観る者を圧倒しますが、それでもやっぱり分かりにくいというか、難解さを伴っている感は否めませんね。

私としては、その難解さがこのスケーティングに憧れた要素だったんですけどね。一体何をどうやってるのか? 一つ一つの技を細かく解釈しながら、見よう見まねでやってみました。正確さは到底及びませんけど、その面白さにどっぷりハマってしまいました。これこそ、様式美としてのフィギュアスケートでしょう。

やっぱり難解なんでしょう。このスタイルでのショースケートというのは、このAftrer All以外観たことがありません。このAftrer AllはYouTube上でもいくつかあり、同じプログラムをライブで演じているものもありますが、ジョン・カリー以外のスケーターはないです。その名の通り、Aftrer Allなんでしょうけどね。

競技としてのフィギュアスケートが全てではありません。技術の頂点だということはもっともなんですが、スピンやジャンプをするだけがフィギュア、ではないんです。歳を取ればジャンプはできなくなるし、正確な軌跡を描くことでさえ難しくなりますが、自由に解釈して色々な表現ができる、それがフィギュアスケートです。3回転のジャンプができればそれはすごいですけど、3回転のジャンプをしなければいけない、というものでもありません。やりたければやればいい、んですけど、できなくたっていい。そういう心も必要なのかな?と。いえ、長く続けるなら、絶対必要なんです。諦めというか、悟りというか。

足るを知る、のような感覚かもしれません。少ない持ち技でどこまで表現できるか。技に拘らず、自由に滑ることができたなら、それは自身にとっての最良のプログラムとなるはずです。滑走という非日常の世界。普段の生活ではあり得ない、流れるような動き、羽が生えたような舞い、心地よい回転。その連続が普段の心のしがらみから、解き放ってくれます。それだけでも充分満たされます。他のスケーターからは勿体無いとか言われるかもしれませんが、でもやっぱり究極の目的は、自己満足なんですよね。

Aftrer Allなんかを目標にしてしまい、それはもう余りにも高すぎる要求で無理なのは分かってるんですが、それがフィギュアスケートを続ける理由になっていることも確かです。世界一を目指すよりは現実的かな?(笑) まだまだ続けられるというのも、幸せですね。

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