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でもやっぱり滑って良かったですよ

Posted on: 2014年11月14日

死を賭して、というのがまかり通るのか。世間一般にそんな話が通らないことは重々承知です。安全第一、人命は何よりも優先される。そんな常識は当たり前なので、わざわざ語る気もありません。

私がまず何より彼の事を慮るなら。彼の体を最優先するのか、彼の心を最優先するのか、その二者択一に尽きると判断しました。私は、その心情を汲みました。体を優先すれば、休む以外の選択肢はありません。その場合、心に大きなダメージを負います。心を気遣うなら、体がリスクを負いますが、そちらは「可能性」に於いて絶対ではありません。ダメージと考えた場合、必然性が大きいのは、棄権した時に負う心のダメージが最も大きいと、私は判断しました。

専門家のご意見のなかには、体の心配をするなら棄権させるのが当然ともありました。脳への影響ももちろんですが、二重事故の懸念もあるからでしょう。少なくとも体の専門家がノーといえば、棄権は絶対です。それはある意味、責任問題が絡むから。即ち保身です。しかし実際にあの場に専門家が居合わせたなら。私が思うに、ゴーサインを出せたのではないでしょうか。何故なら、彼は脳震盪を起こしていなかった。最大の痛みはみぞおちへの打撲で、出血を伴った傷は大怪我だったにせよ、命に関わるものではなかったのですから。そんなの、医者なら一目瞭然です。

再開された練習で、まともにステップも踏めないほどなら、コーチが止めたでしょう。しかしそうではなかった。パーフェクトには程遠くとも、演技はできる。彼の心を気遣うなら、もうその答えは、一つしかありません。

フィギュアスケートは、メンタルの競技とも呼ばれます。膨大な時間をかけて練習を重ね、99%の精度で技に挑んでも、失敗する。練習で30%程度の精度でも、本番で成功する例は山ほどある。一度の失敗からついに立ち直れず引退する選手も数多く、故障を重ね人工関節や傷だらけの体でもなお果敢に挑み続ける選手もいます。その強さ弱さは、全て心によるものです。

何より、羽生選手は心が強い。彼なら、あの場で自分が棄権せざるを得ない体でもしそうなったにせよ、それで撃沈することもないとは思います。でも、本人が行けると言っていたのに誰かが止めたなら、果たして彼は納得がいくか。後悔しないか。

周囲の意見は、彼の体を慮るあまりに、彼の心を置き去りにしてはいませんでしょうか。責任が伴う医者ならともかく、彼が挑むと決めたその心に反してまで、今更やめておいた方が良かったなどとどうして言えるのか。私には、やっぱりわかりません。もう少し、皆様のご意見が聞きたいです。

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涼規じゅん

  • ストレス過多なのでね、動物園行って癒されたいなぁ…_(:3 」∠)_ 2 weeks ago
  • いいかげん浮上しようと思いつつなかなか…(;´Д`A ``` 久しぶりのお絵描きで焦っちゃうと上手くいかないね💦一から描きなおしたい~ でも息抜き出来た気がする。君名ワンドロさんお題が素敵なので(笑)また参加したいな~ 2 weeks ago

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