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Archive for the ‘アマチュア無線’ Category

劇的に変わりました。ロリィタ。私にとっては原点回帰でもあるし、行き着くところの頂点かもしれませんが、ここ数年重ねてきた登山との相性がかなり悪く、登山が停滞気味になりつつあります。かつてのように週1ペースでの登山は、ほとんど現実的ではなくなりましたね。お金と時間の使いどころが完全に変わってしまいました。

それでも登山は辞めたわけではないので、機会があれば。幸い、昨日旧友から登山を再開したとのメールがあり、折り合いがつけばまたどこかに登ろうかと思います。近いうちに。

ロリィタとスケートはそこそこ相性も悪くないですね。着て滑れないこともないですから。なので、スケートについては相変わらずですが、継続的です。

無線はどちらかというと登山寄りですね。なので、登山する機会があればこそ、です。写真は登山ともロリィタとも必須要素。カメラが手放せません。これこそ昔取った杵柄です。

ロリィタについてはそれこそ人生を一変させる出来事があり、それによってTwitterを再開させました。そちらで、これまでこのブログでもWebサイトでも、Facebookやmixiでも明かせなかったことを、明かしました。興味のある方は、Twitterで探してみてください。辿り着けた方なら、その辺りもお分かり頂ける事と思います。現状Twitterだけでの公表です。ブログ等他の場所で公言する予定は全くありませんので。

早いもので今年ももうわずか。占いによると、今年は十数年のうちでも最悪の運勢だったとか。確かに不運も多く、車の大修理に痛い出費。これまで続けてきた登山という充実した趣味が滞り、新たに始めた趣味も出費に悩むものでした。仕事も停滞気味で伸び悩み。人間関係でも大切な人を失ったり縁が途切れたり長続きしなかったり。淀んだ川の流れのように、何かうまく事の運ばない年でした。

でもまあ、大病を患うことなく?あ。副鼻腔炎で通院しましたね。これはきつかったです。その辺りの経緯は過去ログをご参照ください。スケートもまあ、伸びることはなく、あ。これも大コケして腰を痛めて数か月痛みが引きませんでした。靴もついに寿命を迎えるところまで来ていて、これもまた出費の種。

スケートでは、ゆるめのカミングアウトで長年の常連さんと懇意になれました。それなりに親しい方々は多かったですが、長年の趣味としては落ち着くところに落ち着いた気がしています。もう10年、フィギュアスケートを続けています。続けば続くもんですね。

アマチュア無線は車がなかったことも手伝って、完全に停滞気味。これは止めていても消えるものではないですから、運気が回復次第ぼちぼちやります。気合を入れてするものでもないですからね。

ロリィタは人生を大きく変える転機となりました。これも人生が180度変わるような。まさか、カミングアウトに至るとも思いませんでしたね。その結果Twitterを再開することともなり、間違いなく人生そのものが変わりました。ベクトルは変わっていないのですけど。それこそゴシックアンドロリータバイブルはVol.9から愛読していましたし、傍らにはロリィタを誂えたスーパードルフィーの自分の分身がいます。ロリィタを着るフィールドが整っていなかっただけですね。だから、この期に及んで着ることは想定外だったにしても、嗜好そのものは何も変わらず。パンクロリィタは何着か持っていますし、それ以前はPINK HOUSEも着ていました。森ガールや姫系も好んでいましたし。

特にロリィタでは、BABYの皆様には大変お世話になりました。こんな輩に快く接して下さったことは、何よりの幸せです。そこにプライスレスの価値を見出して、新しいライフスタイルも切り開けました。運の悪い逆境だったからこそ、大きな価値があるものとも思います。

それにしても、もういい歳です(笑) いつまでロリィタが続けられるのかわかりません。まだ大丈夫かな。幾つになっても続けるつもりですが。スケートや登山はまだまだ続ける自信はあるんですけどね。ロリィタで寄る年波をどこまで跳ね返せるものか。楽しみでもあり、不安でもあり。

ひとまずは、つつがなく年を越せそうです。それこそ幸いですね。皆様もよいお年をお迎えください。

多趣味は生来の性格故ですので、勿論今に始まった事ではありませんが。ただ何事も成就できず時間と金銭を無駄に投資するのは目に見えていて、若い頃にひとつの基準を設けました。

5年以上、できれば10年は続けること。

これが、最低条件です。10年続けられる見込みが立たないものには、手を出しません。PSOもそのつもりでしたが、運営が終了させてしまいました。こればかりは不可抗力。以来、ネトゲは10年続かないと判断し、全て辞めました。

フィギュアスケートは、達成しました。趣味としては勿論、自分の満足できる域にはあります。体が許す限り今後も続けます。

登山はまだ道半ばで2010年からです。アマチュア無線は既に10年を越えています。愛車遍歴もまた同じ車に24年乗り続けています。続ければ、続くもんですね。

ロリィタは、これまでの中で最も難しいと感じています。これは間違いなく、年齢や容姿との終わりなき闘いですから。10年続けられる自信なんてありません。願望は強烈ですが。為せば成る、これまでの趣味とは比較になりません。本当に難しいです。だからこそ、面白いんでしょうけど。

昨日はスケートから帰って色々なものが壊れました。まず車の窓。「バキッ」と異音がして、パワーウインドウが動かなくなりました。モーターは動くんですけど。

この症状は経験済で、SVXオーナーならよく知られています。スリーブロックレギュレーターというプラスチックのパーツが壊れると、こうなります。SVXの窓は真ん中から開くため、体を挟んでギロチンになりやすい作りです。そのため、壊れやすい安全装置で万が一挟まれても大怪我にならないようになっているわけです。

ただ、流石に二十年ものの経年劣化により、普通の動作が硬くなるのも手伝って、壊れてしまいやすいのです。

パーツは精々500円程度。今日はパーツセンターがお休みなので、明日か明後日に行く予定。ついでにシャーシャーうるさくなってきたベルトのプーリーも新品を買う予定。これも先代、ベアリングが焼き付いてプーリーが吹っ飛ぶというアクシデントを経験済み。トラブルの前に交換です。5000円くらいかな。

家に帰ると今度はテレビ。いきなり画面が真っ暗に。音も出ません。数分して復活するのですが、10分ほどするとまた真っ暗に。完全に故障? と思い設定やアンテナ線など全てチェックしても異常なし。

今朝も少しチェックしても、やっぱり同じ症状。諦めてふて寝してしまいました。スケートも何もやる気なくZzzz…

ところが今起きてテレビを見てみると、何故か全く異常なし。

……ピンときました。これはアマチュア無線が原因です!!
実はこの週末、アマチュア無線では世界規模のコンテストが行われていました。いわゆる妨害電波ですね。といっても我が家はフレッツテレビなので、光ケーブルに妨害電波は影響しません。なんと、テレビと端末を繋ぐアンテナ線に影響していたんですね。

このテレビだけアンテナ線が長くて、ループ状に束ねて繋いでいます。そこが妨害を受けるアンテナになってしまっていたんですね。

で、その妨害の出所ですが、もちろん我が家じゃないです(笑) テレビを視ながら無線はやらないので。近所には強力な電波を出すアマチュア無線家が二軒、上級クラスのハイパワー局があるのです。その一軒がこれまでタワーに八木アンテナだったのですが、最近接地型のバーチカルを立てていました。土地持ちのやりたい放題を羨ましくも、この至近距離で低く電波を飛ばされると、うちにはもろに飛び込んでくるのでしょうね。間違いなくキロワットでしょう。

バカヤローと怒鳴り付けるのは簡単ですが、そんなことをしたら自分も無線家なのに、恥をさらすだけです(笑) 理解をもって妨害対策すればOK。
強力な近接妨害なので周波数が違っても、影響を受ける可能性があります。まず長めのアンテナ線を極力短く引き直し。その上で、トロイダルコアと呼ばれるノイズフィルターを付けます。これは、アマチュア無線をやる上でご近所様から文句が出た際の、基本的な対策です。

地デジ化されてテレビの妨害は少なくなりましたが、ラジオやインターホンなどで今も無い話ではありません。当然ですが、自分の家が最も影響を受ける訳ですからね。

まあ同じ妨害でも、ご近所様の意図しない(理解さえされない)妨害電波もあります。太陽光発電とか、スカパーのアンテナとかが出すんですね。これらの対策もなくはないですが、如何せん理解が乏しく、こんなことも言いづらいですし、本当に厄介ですね。電波が聞こえるつらさです(笑)

物欲に任せていろいろな物を追い求めてきましたが、とあるネットゲームに辟易して以来、すっかり冷めてしまいました。それは結局仮想のモノでしかありません。それが得られたことの幸福など所詮空虚だと気づかされ、幸福の本質を見極めるいいキッカケにはなりましたが。

以前の愛車初代SVXは、そうした物欲では得られない、貴重な糧となりました。所詮は道具。器でしかありません
。使うのは自分自身で、そんな道具で自己が飛躍するものでもない。道具は
使い手がその能力を最大限に引き出して初めて、道具足りうる。48万kmもの長い旅を共にして、愛車はボロボロになりましたが、その旅路こそ本当の意味での宝物です。

フィギュアスケートの唯一の道具は、スケート靴。安いものではないですけど、高ければいいというものでもないです。使いこなせる技あっての靴。物欲だけで得られるものなど、何もありません。

アマチュア無線も同じ。通信できて初めて意味が生まれます。登山も、スラックラインも、写真も、楽器も、釣りも、自転車も、みんな同じです。

モノに依存しているうちは、真の幸福など得られません。それを利用し、自ら磨いていくなかから、本当の価値が生まれてきます。道具に「乗せられている」うちは、まだまだ。壁あり悩みあり苦労あり。それらを乗り越えて使いこなせるようになり、そうして初めて宝物へと磨かれていくものです。

道具が人を幸せにすることはないと知っていれば、余計なモノに惑わされることもありません。作り手であれば尚更。作り出すことに幸福があり、それを手にした人はその作り手の幸福を、ほんの少し分けてもらっているだけ。本当の幸福は作り出すことそのものですから。それは、その道具を使って得られる幸福とは、全く異質です。

モノで武装しただけの人間に、一体何の魅力がありましょう。その程度の人間は、見放されるのがオチ。それらを駆使して、如何に自分を磨けるのか。そこに、物欲を越えた目指すべき欲求を据えるべきですし、そのための物欲でなければ意味がありません。

同じところを目指していれば、いつしか志を同じくする仲間が、自然と集まってくるものです。腐れ縁でなく、義理立てでも旧知の友でもない。気心知れずとも、共通の話題と意思の疎通には事欠きません。それもまた、物欲を越えた宝物でしょう。

その話題にもまた、経験が必要です。道具の話ばかりでは、ただの自慢話にしかなりません。経験則でなければ、相手の共感などないでしょう。リスペクトはそこから生まれるものですし、道具に羨望はあっても、尊敬などありえません。

人と長く付き合うためには、物欲の先にある幸福を見出だすことが肝要かと思う次第です。

なかなか上昇しない太陽黒点数を眺めながら過ごした数年間。それでもピークで遠距離との交信にはぼちぼち成功しました。最初はエストニアでしたね。

その後はポーランドなどと交信したものの深い谷間に突入。ただこの間も、アジアの近隣とはそれなりに繋がりました。マレーシア、ロシア、タイ。夏枯れを迎えてもブルネイ、インドネシアなどと繋がっています。秋のDXシーズンを迎える前に、もう少し黒点数が増えてくれるといいんですけどね。

HFはコンディションの変化を楽しむものとはわかっていても、サイクルの谷間に向かっていますから、またしばらくは海外とおさらばなんですよね。思えば、初めて海外と交信したのはモービルで18Mでした。中国でしたけど。その中国以後、海外局は聞こえなくなり、430FMをメインに切り替えて楽しみ続けました。アワードハントやコンテストを活用して、ぼちぼち楽しんでいましたけど、UHFはむしろ難しいバンドなんだと悟りましたね。7MでAJDやアワードを求めるようになり、それも何となく飽きてしまいました。

結局アマチュア無線は、コミュニケーションの手段です。430でよく交信するのは、やっぱり山岳移動という同じ趣味で知り合ったハムが圧倒的に多いです。7M含めHFは山岳移動が少ないので、仕方ない傾向かもしれません。HFの移動運用はモービルベースがほとんどですし、そうなると運用場所も道の駅や温泉など、そうしたアワードに傾倒することになるというのもわかるんですが。

そういう中にあって、やっぱりサイクル24のピークを迎え、海外の局と交信できたのは本当に幸いでした。忘れていたアマチュア無線の楽しさに、再び火がつきましたね。夏枯れでもハイバンドは国内が賑やかですし、50Mで九州や北海道と簡単に繋がるというのも、このシーズンならではでしょう。サイクルのボトムでは考えもつかない劇的な変化ですね。

アンテナやシャックの環境が整うと、飽きてしまうんじゃないかと懸念していました。いえいえ、もう散々「飽きる」ことで無駄な時間と金銭を浪費してしまい、最低でも10年続けることが私の全ての基準です。やめることはないにせよ、モチベーションの維持に不安はありました。でも、望むものは地球規模で私の部屋に飛び込んできました。運がいいんでしょうね。

スケートも登山も、そういう基準です。10年続けて、さてどうなるか。何にもしないでぼちぼちやる、じゃあ10年続きません。確実に、しっかりガッツリやらないと、10年なんてあっという間です。しっかりガッツリやってきたから、海外と交信できるんだし、富士山に何度も登れるんだし、ジャンプもスピンもできるんですよね。

まあ趣味も仕事も、続けてナンボ。人生は巻き戻しできません。失敗は糧に、逃避は損失に、そして継続は力になります。年金を当てにするより、一生働き続けることが目標です。だから、がんにならないために今、健康に投資をしています。一時の栄華や快楽より、地味でも凄まじくパワフルな人生こそ、望むところですね。

サイクル24は現在「夏枯れ」と言われる状況で、電離層が物凄くアクティブなんですがアクティブ過ぎて、遠方の局はノイズに埋もれてしまうというか、海外とは交信しづらいのがこの季節。スポラディックE層(通称Eスポ)が強力で、国内通信は驚くほど快適。ハンディの5W程度でも北海道やら沖縄やら、とんでもない遠方と交信できる、11年周期の太陽活動に伴うスペシャルシーズン真っ只中です。今年を逃せば、次は早くとも11年後。太陽活動が停滞するかもな噂が本当になれば、もう生きている間には二度と楽しめないかもしれません。

そんな中で、つい先日21Mでガツンと聞こえてきたロシアの局。コールサインはRI0Fでした。比較的近いのかなと声をかけたら何の苦もなくRS59でコンタクト。ネットで調べてみたら、ありました。

http://www.ri0f.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/?mobile=1

ロシアのクラブ局による、ペディションというか。QTHは、南クリル諸島。日本で言う、北方領土ですね。

案の定、国内では否定的意見が多いです。かの局と交信することは、領有を認めることになると。私はそこまで考えて交信したわけではないですが、別に後悔もしていません。そもそも、ハムなら紛争を問題視するべきではないから。

まあ、気持ちはわかりますが、ここは冷静に。国際法に則って話をしましょう。領有権は、基本的に実効支配が決め手になります。つまり、北方四島は支配しているロシアのものというのが、国際的なルールに基づく見解です。ややこしいのは、太平洋戦争に関する終戦協定。サンフランシスコ平和条約が、この四島の領有権を日本に帰属させていること。そして、かのロシアとは、太平洋戦争に関しては和平条約を未だ結んでいません。共同宣言という、ぬるい締結があるだけで、領有問題の解決は「先送り」してしまったのですね。で、こうした問題があるわけです。

親日家でもあるプーチン大統領は、「引き分け」を提案していましたね。これは大変画期的な提案なんです。そもそもロシアは、北方四島を第二次大戦で勝ち得た自国領土だとずっと認識しています。長らく「領土問題など存在しない」と言い続けてきたんですね。この言葉、最近よく耳にしますね。そう、尖閣諸島。日本は中国に、この台詞を使っています。ロシアが経済発展するなかで、日本との結び付きが重要になり、領土問題も無視できなくなってきました。メドベージェフ氏は強硬路線を貫いていましたが、云わばこれがロシアの常識。ロシア人も住んでるし、町も港も軍隊もある。尖閣諸島なんかより、よっぽどしっかり領土を守っています。だから、国際的にも法的にも、ロシア領と認めざるを得ません。これに異を唱えて「我が国の領土」とか言い続けたら、これも彼の国に似ていますね。韓国が竹島に対して、或いは中国が尖閣諸島に対して使う表現と同じです。決して真似をしてはいけません。

実効支配が決め手となる以上、支配しているなら領有権など触れもせず、淡々と守ればいい。支配できていないなら、諦めるしかない。もし相手に一握の良心や、もしくは互いに利益のある取引条件が成立するなら、それは棚からぼた餅と言うもの。四島を二島ずつとも解釈できるプーチン氏の提案は、歴史的にも驚くべき譲歩案ですし、これは日本にとっても意義のある話かと思っています。

尖閣諸島は支配していますから、アメリカの力を借りてでも守るべきですが、竹島は韓国の日本に対する敵視政策を一切排除できるなら、領有権を放棄してもいいんじゃないでしょうか。韓国は小さい国ですし、かつては日本でもありました。中国やロシアといった大国ではないし、古来から本当の意味での親しい隣国なはずです。竹島の放棄と引き換えに、慰安婦問題を解決出来るなら。譲歩でなく、お互いの未来志向として。

今はロシア領の、南クリルからのCQ。交信も、何ら憚るものはありません。少なくとも、ソ連とは大戦で負けた訳ですし、実効支配しているのですから、何を言っても無駄です。戦争を放棄した日本は、話し合いで領土を得るしかありません。プーチン氏が経済的な結び付きを重視している今、武士らしく引き分けで決着するのは、究極の未来志向だと私は確信しています。

ロシアの局が、北方領土で移動運用したとて、彼らに何の悪意があるでしょう。実効支配とはそういうものです。我が国も毅然とした態度で、尖閣諸島や沖の鳥島で移動運用するべきです。韓国の局が竹島で移動運用したなら、それもまた素直に認めるべきです。それを政治利用だと言うなら、そう言うこともまた政治利用に他なりません。何の問題も挟むことなく、ただ交信すればいいんです。コールサインが何だって別に関係ありません。地球上に色んな境界線があるように錯覚していますが、宇宙から見れば、線なんかどこにもないんですから。

ロシアの珍局。QSLカードも楽しみですが、いずれは日本人が何の問題もなく、移動運用できるようになることを願います。それは、Jでもいいし、Rでもいい。そんなの、大した差ではありません。

極小期の到来が真しやかに囁かれて久しいですが、サイクル24の賑やかさは今真っ只中ですね。私個人としては、初めてのソーラーサイクルのピーク体験です。23はギリギリ間に合わず。

これでも往年の黒点数に比べたら全然パッとしないらしいですけど、それでも国内のハイバンドに近隣諸国の入感は、数年前のボトムでは考えられない強さですね。Eスポや特にダクトなんて、こんなに凄まじい伝搬をするんだなあと驚くばかりです。つい先日は、430でも東京-奄美大島が開けたとかで大騒ぎだったようです。私は生憎テレビ観てましたが。

こうなると、反ってJCCとかアワードなんかの興味も薄らいでしまいます。7Mでモチベーションが上がらないならともかく、ハイバンドでDXがいきなり聴こえてくるし、フェージング伴ってEスポが出たり、JAが離島で移動運用とかもう、目まぐるしくコンディションが変化するので、追いかけながら聴いているだけでも本当に楽しいですね。短波やっててよかったと、心底感動する日々です。

DXはぼちぼちですけど、今年だけでもマレーシアにインドネシア、ボリビアと繋がっています。ショボい Vダイポールアンテナに50W程度の出力でも、電離層ワンホップで飛ぶ数千km程度の近隣諸国なら、電話で会話するような感覚です。楽しいですね。

430ののんびりした雰囲気も好きで、知り合いとのラグチューも大好きなんですが、やっぱりハムの面白さは「未知との遭遇」に尽きると思います。どこの国の人ともわからない人の声が聞こえ、そんな人と言葉やあらゆる壁を飛び越えて、親しく話ができてしまう。性善説なんて考えたこともないですが、こと熱心なハムに限っては、99%いい人です。ネットだと悪人だらけのこのご時世にあって、こんなに進歩的な交流手段があったんだと。きな臭い国際情勢を鑑みるまでもなく、誰もが友人であるハム、アマチュア無線の素晴らしさは語り尽くせませんね。

流行り廃れで言ってしまえば、アマチュア無線なんてまさに斜陽でしょう。でも、確かに意義があり、その有用性は今でこそ注目もされています。特に日本では、東日本大震災により最後の通信手段として、新たに免許を取得する方々も増加に転じましたし、世界的にも不穏な情勢や大規模な災害も多く、今なお注目されています。携帯電話がどんなに便利になっても、電力がダウンすれば何の役にも立ちません。ハンディ無線機ひとつで、一体どれだけの命が救えるか。

最近はAPRSなんてものも脚光を浴びています。これは各種の情報をやりとり出来るんですが、特にGPSによる位置情報の共有が注目ですね。ネットの地図サイトで、情報を発信している無線局の位置情報が、リアルタイムで確認できます。こうした技術は、警察やタクシーなどでも使われているシステムと似ていますが、アマチュア無線という点がポイントですね。目的は基本的には、実験研究。しかし公共の福祉に供与する意義があり、災害時の利用は大いに検討するべきでしょう。

さて、アマチュア無線。従事者免許を取得しても、開局に至らない人も多く、開局しても親しい人としか交信しないという方も結構いらっしゃいます。どう楽しむのも自由ですが、折角取得したのですから、大いに楽しまないと損です(笑) そしていつか、その技術が何かしらの役に立つときが来るかもしれません。趣味は人を助ける、これは本当です。

CWもやってみたいですが(笑) その前に、D-starでLAN間接続という儚い夢があったり。D-starDDモードなら、自宅とモービル機がLAN接続できるんですよね。C4FMでは今のところ、それはできません。でもID-1を買うならIC-9100かIC-911Dに1200ユニットが欲しいところ。そうなると、DJ-G7も欲しくなる訳ですが。

愛車のオートチューニングアンテナが、自宅駐車場でチューニングしたところ、7MでHSWRに。何?故障?と思ってアンテナ弄ってみたり色々したけど結局わからず仕舞い。で、諦めて車を走らせスーパーの駐車場でチューニングしてみたら、あっさり同調。なんだ、環境のせいか(笑)

それにしても、雨ばかりですね。雨でアンテナが濡れるとローバンドが同調しにくくなります。仕方なくSD330に切り替えて使っていますが、いやいやどうしてこのアンテナ。好きな周波数でジャスト同調できるからむしろ便利です。ベランダ設置ですから飛びはいまいちですけど、国内なら何の問題もないですね。3.5M用に買ったようなものですが、そちらはノイズが多すぎて難しいです。Vダイポールの同調範囲から外れる7.1M以上とか、24M、それから29MのFMなど、実は広範囲にカバーしてくれる便利アンテナでもありますね。メインで使うには心許ないですけど、サブとしてはとても有り難いアンテナです。

写真、ベース、くるま、無線、スケート、登山。まだありそうですが、確実に続けてきたと断言できるものに限っても、ざっとこれだけあります。単に辞めなかっただけなんですけどね。

辞めたと断言できるものは、ネトゲ、RPG、ミニ四駆、アニオタ(笑)など。もう心底つまらないので、誰から誘われても絶対復帰しません。

辞めなかったもの。それは自己啓発ですね。手段であって目的じゃない。いえまあ目的なんですが、俗っぽい目標とか欲するもの全てを削り取って、一体何で続けてきたのかと問えば、そんなのは自分のため。有り体に言えば楽しいからなんですが、それは安っぽすぎる。自分を磨くため、か。そう言うとカッコいいですね。でも他人に理解されたり評価されたりという類いでなく。高尚な言い方だと、修行か。自分が出来なかったこと、やりたかったこと、それが少しずつ開花して、段々と自分のものになる。そして気が付けば、始めた頃には想像もつかなかったような高みにいる。

辞めたものの殆どは、楽しいだけで終わり。ああ楽しかった。で、何も残らない。

プロセスなんかどうでもいいですが、楽しいことのためには、苦しいこともある。いえ、苦しいことがあるから、楽しい。苦しみなく楽しめるなんて、そんなの本当の楽しさとは程遠い気がするけど、でもその実、苦しみそのものもまた、楽しみなんですね。何故苦しい思いをして山に登るのか。何故雪の降る中寒い思いをして写真を撮りに行くのか。何故指がつるような難しいフレーズを練習するのか。何故微かに聴こえる声に答えようと難しい技術や用語・設備で遠距離との交信に勤しむのか。何故氷の上をぐるぐる回るのか。楽しいからに決まってます。苦しいけど。

これは生きることそのもの、でもあります。苦しいけど、でもだからこそ楽しい。誰かと競争するわけでもなく、ただ個人の平凡な、些細な苦しみと楽しみです。楽なだけの人生なんてつまらない。生まれたばかりの頃は、食べることも歩くことも喋ることも出来なくて、そんな苦しい中で唯々必死に生きてきた。そうした生まれながらのプロセスが、今生きている自分の礎です。辞めてしまったものは、そうしたプロセスが見出だせなかった、或いは継続するに値しなかったものです。

まあ所詮は趣味ですから、誰がどう言おうと、どうでもいい話ですが。でも、辞めることがなかったという自分なりの価値観を否定される言われもなく、誉められもしますが然程嬉しくもない。高みに立ってしまえば、そこは自分の居場所に過ぎず、下から仰いで凄いとか言われても当たり前のことなので。そりゃそうですよ、苦労して登ってきたんだから(笑) で、本当の楽しさは、苦労して登ってみないとわからない。

だから今まで続けてきましたし、まだまだ続けるんですね。

色んな覚え方はありますが、音と文字を直結させる音感法が最も実用に則した覚え方です。最初は脳内の関連付けが上手くいかないとは思いますが、とにかく繰り返し符号音を聞き文字に変換、逆に文字を符号に変換、という練習を繰り返すことで、自然にスッと出てくるようになります。

練習教材は、今ですとスマホに練習用の優れた無料アプリがありますので、それをやり尽くすのがベストです。

とはいえ、EやTはすぐ覚えられても、FとY、LとQなどは混乱しやすいです。混乱しやすいものは繰り返し聞くしかありませんが、言い換えればEやTなどはまず間違えることがありません。最初に覚えるべきアルファベットは、トンとツーだけのEとTなんですね。
モールス先生は、アルファベットの使用頻度を考慮して考案しました。Eは最も使用頻度の高い文字なんですね。だから、AよりもまずEなんです。続いて同じツーだけのT。これも間違いようのない符号です。

次に覚えるのは、自分のコールサイン。
もしかしたら、EとT以上に使用頻度が高い文字が、自分のコールサインなんです。コールサインをひとつの固まりとして頭に叩き込めば、その文字については順序に従って覚える必要がなくスムーズです。

EとT、自分のコールサインを覚えたら、符号2つの組み合わせの文字です。
A、I、M、Nの4つです。MとIは音像が一致しやすいので、最初の取っ掛かりとして音像を意識するといいでしょうか。MとNの関係は近似値ですね。AとNは逆関係ですが、そういう覚え方はしない方がいいでしょう。

ここまではかなりスムーズに覚えられます。
続いて3つ符号です。ここから一気に数が増えます。
D、G、K、O、R、S、U、Wの8つです。

この内覚えやすいのは、3つ繰り返しのOとSです。これはSOSを知っている人なら、簡単に頭に叩き込めますから、SOSで覚えてしまいます。KはCW(モールス通信)ではいわば「どうぞ」にあたり、よく使います。同じくDEは「こちらは」なので、Dもかなりよく使います。そうした略符号の塊で頭に叩き込めればいいんですが、これらは卵と鶏で言う鶏なので、最初からこの方法が使えないのが残念ではあります。そういう意味では、3級以上の試験に合格したなら、略符号を塊として覚えるようにすると楽です。

さて、最後の仕上げにして一番面倒な、符号4つの文字。残り全てなので書きませんがhi。あ、このhiは、CWで(笑)を意味します。トトトト・トトという音像です。これも覚えやすいので、この段階で覚えておいてもいいかもしれません。SOSと同じく、繰り返しになるHはすぐ覚えられますし間違えることもないでしょう。面白いのはツーツーツーツーがないこと。これは冗長で数字と混乱しやすいことから、アルファベットから省かれたのでしょうね。
4つ符号は、3つ符号の文字の音像を発展させると理解しやすいです。まずBは、似ているDにトを一つ付ければOK。Pも似ているRの間のツーが、ツーツーになる。Vは似ているUの最初のトトがトトトになれば完成。まあこういう覚え方は先述の通り、使いにくいです。最初の取っ掛かりですので、ひとまず使用頻度の低い文字を頭に叩き込んでしまいましょう。

CQはこの4つ符号の中では際立って使用頻度が高い略語ですね。CQをリズムで覚えてしまえば楽。同じ考え方で、Q符号も頻繁に使われますね。

モールス練習も色々あるとは思いますが、試験のための練習ほど覚えにくく苦しいものもありません。どうせ覚えるなら合格後もちゃんと使える方がいいし、使える方法を習得した方が絶対楽しいです。


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 岐神葵のぼうけんのしょ。

 岐神葵のブログらしいです。
「事実は小説より希なり」
 架空の人物の閉じた世界のありえない話なんかより、何百倍も面白いリアル体験。そんな人生を目標に、意味不明な挑戦と挫折を繰り返しています。

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