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Archive for the ‘水泳’ Category

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スケートも登山もお家芸ですが、泳ぎも得意です。ここ数年、海の日は登山が恒例だったのですけど、唐突に海を泳ぎたくなり、一人で行ってきました。

茅ヶ崎は自宅から一番近い太平洋。一番近い海岸は恐らく東京湾なんですが。これまでは車でも電車でも、湘南は二時間近くかかりました。今は圏央道利用で一時間少々です。相模原を抜けて上溝から129号線であっという間に相模原愛川IC。ここから茅ヶ崎海岸まで、ETCなら千円程度で海岸目の前。しかも、圏央道は今のところ絶対に渋滞しません(笑)

11時に出発して12時頃到着。駐車場で2000円払ってさあ海水泳。海水浴なんてぬるいことはしません。車だと、貴重品の管理や着替えが楽です。海の家はシャワー以外利用したことがないですね。

海原の先に、小さな岩が見えます。烏帽子岩だそうです。そこまで泳いでみようかと沖へ出てみたんですが、監視員に制止させられて断念。仕方なく、ブイの辺りでクラゲのようにプカプカ浮いてぼーっと空を眺めたりしてました。

二時間半ほどプカプカしていたら、日焼け止めを塗りそびれた鎖骨の辺りが見事に日焼けしていました。他は何度も日焼け止めを塗り重ねてましたので、多少黒くなりましたが大したことはなさそうです。

この日は浜降祭の日でしたが、時間的に外しましたね。水泳目的だったので構いませんが。それにしてもこのアクセスの良さは魅力ですね。水泳目的でなくても、色々楽しめそうです。足を伸ばして江ノ島や鎌倉も近いし。以前のアクセスの悪さ、うんざりする渋滞を考えたら、これはヘブンルートですよ。

それが、山というもの。自然というものです。どんな叡知をもってしても、いかに人間の技術が進歩しても、自然の力だけはどうにもなりません。台風の予測はできても、台風を消すことはできないし、たかが小雨さえ止ませることはできません。

今夏はエルニーニョの影響下にあり、東北は梅雨明けしたのにまるで梅雨。西日本では台風の直撃だけでなく、連日の大雨で大変なことになっています。

こうなると、山の天気も大荒れです。夏にしては珍しい、冬山のような遭難事故も起きているようですね。沢登での事故のようですが、数年前のトムラウシのような初心者パーティーだったかどうかわかりませんが、いずれにせよ珍しいですね。

こうした遭難を避ける方法は、行かないという究極の選択も含め、回避しかありません。この時期ですと急な増水。土砂崩れに土石流。豪雨や落雷、突風などはまだ、人の叡知で対応できる可能性がありますが、先の三つは巻き込まれたらほぼ助かりません。
悪天候での登山は、その判断が難しいのは事実なんですが、何より天気予報が最強にして一番信頼できる相棒です。警報が出ているなら、中止するしかありません。注意報でも、初心者とか初登頂初踏破の不馴れな山域ならば絶対避けるべきで、慣れていても状況によっては止めるべきです。そもそも登山は、絶対安全などというものはどこにもないのですけど、普段より格段に危険とわかっているなら、その危険が回避できないものなら、中止するという選択ができなければなりません。これができないなら、そもそも登山をするべき人ではないでしょう。どんなに危険な登山であっても、登る前に成功の可能性を最大限にし、あらゆる危険を可能な限り回避して初めて、挑戦するものです。

ただ、気持ちはわからないでもないし、しかしそれでも挑戦するものなんだとは、思います。前人未踏の秘境は、そうして開拓されたのですし。さりとて、用意周到と思っていてもそれが不足する。前人未踏とはそういうものでしょう。だから、失敗する。南極点を目指したスコット、エベレストを目指したマロリー、単独でマッキンリーに挑んだ植村。準備は誰が見ても万全だったはずで、それは確かに後の世で色々言うのは簡単ですが、言い換えれば、色々言えるのは失敗したからに他なりません。そんな偉大な失敗もまた、成功への一歩です。だから、挑むことそのものを否定する気はありません。

とは言っても、それは万全の準備があってのこと。装備は当然ですし、天気や地理などの前情報、そして充分な経験と知識、最後に体力。優劣つけずに、全てが整っていなければなりません。それらにもしリミットがあるなら、つまり挑戦することに対して不足があるなら、それすなわち失敗。場合によっては死を意味します。

幸い、ほとんどの登山者は、極めて安全なルートを、万全の装備で登ります。遭難するのは、まさに万が一です。それは先人が培った偉大な開拓の足跡でもありますし、それを手軽に共有できる、有り難い今の世だから成せる技です。しかし一歩踏み外せば、そこには多大な危険が潜んでいます。道に迷えばどうなるかわかりません。決して絶対な安全など、やっぱりどこにもないのです。

海で溺れる前に、足の立たない海岸で2~3km程度の遠泳を経験するべきでしょう。それができないなら、足の立たない海域で泳ぐべきでないし、それでも泳ぎが達者でなければ溺れます。川遊びもまた然り、激流かどうかの判断ができなければ自殺行為。もちろん、遠泳の経験がないなら流れが緩くても深みにはまったら溺れます。自然の中で自由に泳いで遊ぶには、最低でも巣潜りや立ち泳ぎの技術、浮き身で体を水面に浮かべて休むくらいの心の余裕も、絶対必要でしょう。それでも溺れる時は溺れます。潮の流れに逆らえなかったり、大波に巻き込まれたり。それもまた、事前に自然を知ることです。波や潮は、あらかじめわかることなんですから。

台風の近づく海で泳ぐ馬鹿はいません。山でもそれは、同じです。穏やかな海で溺れるのは、本当の馬鹿です。山の遭難も、本質的には同じです。

 相方と市民プールへ。こっそり日焼け止めを塗って行きました。ウォータープルーフなのでプールの水は汚れないと思われ。
 
 腕にたっぷり塗ったものの、肩~背中にはあまりぬれなかった為か、結構焼けてしまいました。うう、肩まわりと首回りにくっきり水着跡が…。しかも、オーバーパンツの裾が擦れて、腿に赤くなってヒリヒリしてます。レジャー用の水着なんてそんなものか…(+_+) 体型も隠せる、結構お気に入りの水着なんですけどね。競泳用だったらそんな問題はないんでしょうけど。SpeedoのRLとか。
 ここ数回の泳ぎ込みで、100m平泳ぎは全く苦でなくなりました。息は上がりますけど、気持ちいい疲労感です。これはフィットネスとしては最高ですね。全身運動ですし、健康維持には最適かもです。こうなったら、通える通年営業の温水プールも検討しましょうか。あ、屋内なら日焼けしませんしね。
 
 

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 岐神葵のぼうけんのしょ。

 岐神葵のブログらしいです。
「事実は小説より希なり」
 架空の人物の閉じた世界のありえない話なんかより、何百倍も面白いリアル体験。そんな人生を目標に、意味不明な挑戦と挫折を繰り返しています。

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