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　アマチュア無線のコンテスト、「全市全郡コンテスト」に参加しています。

　アマチュア無線の話題は専門用語が避けられないので、記事としてはどうしても万人向けには書き辛いんですけど。一体どんなものかのニュアンスとか雰囲気とか、それが伝わるなら本望なんですが……。やっぱり難しいですね。
　コンテストは、基本的には無線交信で競い合う競技。交信局数をポイント化して争います。他国ではSportsという表現がされていて、立派な公式競技として認知されています。ルールはコンテストによって色々ですが、その目的によってマルチプライヤーというポイント倍増のルールがあります。このルールによって、例えばバンドを変えたりすると同じ局でもポイント倍増。市や区などが違えばポイントがどんどん増えていくシステムです。如何に多くのバンドで、広域に交信を重ねていくかが勝敗を分けるんですね。

　私は上位を目指したりしているわけではないので、お気楽な参加です。参加賞だけ欲しい、みたいな感じです。コンテストなので、上位を目指して頑張っている学校のクラブ局や、いつも上位に入賞する熱心な企業のクラブ局なども活躍していますが、個人やお気楽局も多いです。何より、普段はなかなか繋がりにくい地域と繋がったり、短時間で一挙に多くの局と交信できるのは、魅力といっていいかも知れません。

　たまたま時期が合っただけですが、新調した固定の無線機の性能を試すのには、持って来いだったんですね。どこまで遠くの局と交信できるかとか、ノイズ対策や混信回避の性能とか、まさにテストには打って付け。それで、なりゆき参加というか、CQに応答しながらの参加です。

　今のところ、FT-450では50Mで10局ほど。やっぱりHFは日中がメインになりますね。他、144MはFT-817のSSBで、430MはFT-7800HのFMでガンガンお声がけ。それぞれ20局と交信しました。珍しいところでは、144で三重県と繋がりました。ロケやアンテナが優れているんでしょうね。430では静岡とも。とりあえずFT-450のHFは7Mで相当稼げるとは思います。ただパイルアップだと厳しいかも。今の時間なら3.5MHzもポイント稼ぎには捨てがたいんですけど、アンテナがモービルにしかないのでダメですね。車からオンエアする手もありますが、駐車場はロケ悪いですからね。難しいものです。というか、こういう話題を誰にでも分かりやすく、というのもさらに難しい（苦笑）

　幸い、CHV-5も概ね、短縮ながらきちんと共振するダイポールアンテナなので、申し分ありませんね。ATAS120と似たような感じで使えています。FT-450内蔵のアンテナチューナーも高速で、安心して使えています。
　7MでHL（韓国）も入感ありますし、8エリア（北海道）･6エリア（九州）もよく入ります。望んだ性能には達しているようですね。