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Archive for 4月 22nd, 2013

さて三種の神器が揃いました。その他各種の登山用品はありますが、それらは少しずつ登山経験を重ねていけば欲しくなるでしょうし、その都度買えばいいと思います。というか、必要性もわからずに色々買っても、結局使いこなせず無駄遣いになる可能性もあります。膝が丈夫なのに膝サポーターとか、雪山でもないのにアイゼンとか。

とにかく道具が揃ったら、高尾山(笑) といっても、サル園とかケーブルカーでビアガーデンとか、じゃないですよ。麓から山頂まで。もし体力があれば、隣の小仏城山まで行ってみましょう。まずは自分の体力で、どのくらいの標高差をこなせるのか。それを知るための第一歩です。

なぜ高尾山なのかと申しますと、やはり万が一の際に対処しやすいからです。高尾での最悪の事態ですと、転倒や滑落などでの骨折でしょう。そんな馬鹿な、と仰るかもしれませんが、これが例年、数ヵ月に一度は起こっています。その度にレスキュー隊と救急車、場合によってはヘリコプターまで出動します。世界一の登山者数ですから仕方ありません。しかし言い換えれば、骨折しても救出される可能性が高くて、安全なのです。

もし初めての登山で無理をして、ちょっと難しい山に行ったとします。そこで万が一滑落して骨折し、身動きがとれなくなったら? それで助かる自信も何もないのが普通です。最低限登山を経験し、自分の技術や体力がどれぐらいかわかっていれば、どのくらいの山なら無理なく登れるのか、すぐにわかります。

いきなり富士山を目指して、登ってしまう人も確かにいます。でもそれは、運がいいだけです。運試しで、失敗の確率が高くても、最悪死んでもいいなら、止めません。確実に登れて、しかも体力ギリギリでなく余裕の笑顔で登りたいじゃないですか。そのために、まず今の体力を把握し、どのくらいの標高差を登りきれるのかを見極める上でも、まず高尾山なんです。

そして高尾山の優れているところは、奥高尾といって健脚者向けのロングコースがあること。概ね慣れた人でも、丸一日かかるコースです。自分の体力と相談しながら、どこまで行けるのか挑戦できるというのも魅力で、体力が尽きてもエスケープできる下山道が随所にある点も見逃せません。

シューズ、ザック、雨具が揃ったら、とにかく一度、高尾山に登ってみましょう。そこから見えてくる、色々な要求こそ、富士山に登るために必要となる問題点なのです。

汗だく、疲労、脱水、膝の不安、足の痛みなど、体が色々なことを教えてくれます。それらを一つ一つ、確実にクリアしていけば、高尾山の6倍もある標高も、必ず到達できるでしょう。

とにかく焦らず確実に、少しずつ、技術や装備を身に付けてくことが大切です。

次回からは、実際に登りながら必要となる、技術や装備についてお話ししましょう。次回は「靴紐の結び方」です。


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 岐神葵のぼうけんのしょ。

 岐神葵のブログらしいです。
「事実は小説より希なり」
 架空の人物の閉じた世界のありえない話なんかより、何百倍も面白いリアル体験。そんな人生を目標に、意味不明な挑戦と挫折を繰り返しています。

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涼規じゅん

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